42話 ページ43
sideA
本来の姿でいます。
桃太郎さんが普通サイズのイヌを撫でたいと仰ったので。
イヌじゃないです…そもそも狐はイヌ科またはイヌ亜科です…
というか私は妖狐です…
桃太郎｢Aさんが本来の姿になると一気に動物園みたいですね…｣
あははは…
麒麟｢痛み止めが切れた。くれ。｣
鳳凰｢わしも。｣
桃太郎｢また獣が増えた…｣
麒麟様、鳳凰様!!
ぽてぽて駆け寄ると
鳳凰｢おや。孫が来た。｣
桃太郎(孫のみたいな顔して孫を愛でる爺…)
麒麟｢今日も愛い奴よ。白澤〜、薬くれ。｣
白澤｢なんだよ……五月蝿いなぁ…｣
寝起きって顔ですよね。
白澤｢あれ。なんで今日も狐のままなの？｣
桃太郎さんが…
白澤｢へえ。｣
桃太郎さんは少し顔を青くして
桃太郎｢ただもふもふな毛を撫でてただけですって…シロより繊細な毛でふかふかそうだった…｣
白澤｢まあいいや。Aが平気そうだしね。｣
？？
はい、元気です。
白澤｢てか、まだ開店前だけど…｣
鳳凰｢最近寒いからトイレに行く回数増えて増えて｣
桃太郎｢やめろ！｣
麒麟｢ほれ。土産。｣
甘味物ですか！？
白澤｢良かったね〜。｣
頭を撫でられました。
鳳凰｢我らの孫は今日も愛い。｣
白澤｢僕の娘です〜。｣
大福でした。
とっておきます。
口で扉を咥えて冷蔵庫をあけます。
白澤｢あーあー。僕がやるから。｣
白澤はすぐに屈んで
白澤｢はい、口開けて。固いものは咥えちゃ駄目、あと餅みたいにモチモチしてるのも狐のままで食べない事。良いね？｣
はーい…
白澤｢よしよし。｣
頭を撫でられました。
鳳凰｢忘れるところだった。｣
？？
鳳凰｢Aが喜びそうなので買ってみた。｣
可愛いもふもふぬいぐるみさんです！
鳳凰｢おっと…｣
麒麟｢白澤よ。いい加減、嫁に行かせても良いのでは？｣
白澤｢いーや！認めないね！そもそも一人前になるまでは僕が面倒見るんだ！｣
麒麟｢お前と言う奴は…自分は
桃太郎(鬼灯さんと同じ事言ってる…)
鳳凰｢白澤はどんなに優秀でも一人前と認めない気がする。｣
可愛いぬいぐるみさんをお布団と一緒に置いて戻ってきたら変な空気になってました…
白澤｢爺さんの説教は長いからね。｣
私を抱っこして生薬を取りに行く白澤様。
白澤｢……｣
白澤様？
白澤｢なぁに？｣
どうかなされましたか…？
白澤｢なんでもないよ。｣
なら良いのですが…
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けいけ - 更新楽しみにまってます！ (2020年1月20日 22時) (
レス) id: f9798b2aff (このIDを非表示/違反報告)
雛雪 - この小説好きです！ヒロイン可愛い♪頑張ってください(^^) (2019年1月14日 22時) (レス) id: f50f701b3c (このIDを非表示/違反報告)
名無し - だんだんと夢主ちゃんのキャラがブレて来ていますよ。 (2018年3月16日 22時) (レス) id: 4a1156ae6a (このIDを非表示/違反報告)
ナナ - ペテン師さんこれ程までに惚れた作品は久々です。これからも更新頑張って下さい。応援しています。 (2018年2月19日 3時) (レス) id: 09ba0af9d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ペテン師 | 作成日時：2018年2月5日 11時
