38話 ページ39
sideA
喧嘩は終わりました。
ただ、また喧嘩は始まりました。
鬼灯｢いい加減、ください。｣
白澤｢誰がやるか！｣
A『…あの…？』
桃太郎｢書類渡しただけですし…｣
そう、何故か気がついたら白澤様は出かけてました。
そして桃太郎さんは地獄に書類を出しに行くと言って…
桃太郎｢Aさんを1人にするとまた白澤様に怒られますから…｣
ということでついてきました。
A『…あ、あの…白澤様…鬼灯様…』
白澤｢僕の可愛い娘をお前なんかにやってたまるか！少なくても僕より優れた
鬼灯｢貴方より優れた男子なんてごまんと居るでしょう。優しく紳士的な女癖や酒癖が悪くない気前の良い男子が此処に。｣
白澤｢何処にだよ！？優しくないだろ！お前！｣
鬼灯｢貴方には優しくする理由がありませんので。｣
A『け、喧嘩は……あの……』
ふぇぇぇぇ……
白澤｢喧嘩なんてしてない。ほら泣かないの。｣
てこてこ歩いて白澤様のもとへ。
A『け、喧嘩は駄目ですよ…』
白澤｢うーん。｣
軽く流されました…
A『…』
閻魔｢白澤くんも鬼灯くんもAちゃんの事となると過保護だなー。｣
カホゴ？
A『…あ、過保護か…』
白澤｢過保護というよりコイツなんかに大事な娘をやってたまるか！｣
鬼灯｢碌でもない神獣の傍に置かせて行き遅れたらどうします。一刻も早く私がもらいます。｣
白澤｢絶ッ対に嫁にやらん！｣
鬼灯｢こんな父親からは離れるべきです！｣
喧嘩は終わりませんでした…
鬼灯｢成人した娘に酒を呑ませないし現世に行く時は幼女の格好させるヤバめな父親とは別居すべきです！｣
桃太郎｢確かに成人はしてるだろうけど…こんな
失礼な！
成人してます！多分…
白澤｢いーの！うちの家庭方針なの！｣
鬼灯｢新卒でも飲みに行く人居るのに…｣
白澤｢ウチはウチ！他所は他所!!｣
突っ込みにくいことを…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 184人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
けいけ - 更新楽しみにまってます！ (2020年1月20日 22時) (
レス) id: f9798b2aff (このIDを非表示/違反報告)
雛雪 - この小説好きです！ヒロイン可愛い♪頑張ってください(^^) (2019年1月14日 22時) (レス) id: f50f701b3c (このIDを非表示/違反報告)
名無し - だんだんと夢主ちゃんのキャラがブレて来ていますよ。 (2018年3月16日 22時) (レス) id: 4a1156ae6a (このIDを非表示/違反報告)
ナナ - ペテン師さんこれ程までに惚れた作品は久々です。これからも更新頑張って下さい。応援しています。 (2018年2月19日 3時) (レス) id: 09ba0af9d7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ペテン師 | 作成日時：2018年2月5日 11時
