3話 ページ4
sideA
白澤様は今日も不機嫌です。
白澤｢金欠になりそ〜…｣
ｼﾞｬﾗﾝｼﾞｬﾗﾝと貯金箱を持ってくる。
白澤｢これはAのでしょ？｣
A｢…い。｣
白澤様にすっと差し出しました。
白澤｢違う違う!!これはAのだから!!部下の金取るほど困ってないから！｣
妲己｢お金ないならこの子を私に寄越したら良いのよ〜♡｣
お薬をもらいに来たらしいです。
妲己｢私のことは妲己様とお呼び。｣
A｢……だ、っき様？｣
妲己｢良いわ良いわ!!｣
｢ごめんくださぁい♡あら妲己じゃない｣
妲己｢あらなんでこっちに居るのよ〜｣
妲己様のお知りあいですか？
妲己｢古い友人よぉ♡リリスって言うの。｣
リリスさんですか。
白澤｢あ、リリスちゃーん♡いらっしゃーい｣
白澤様は知り合いが多いですねぇ。
白澤｢A、次はこれとこれ。｣
乳鉢でぐるぐるかき混ぜる。
うさぎさんとお手伝いしてます。
白澤｢いくら妲己ちゃんのお願いでも無理なものは無理！｣
妲己｢昨日の子っていう注文が殺到してるのよ。｣
リリス｢あ〜ん♡この子癒しだわ〜♡｣
？？？
妲己｢そうでしょ！そうでしょ！｣
リリス｢今度、アナタに合うネックレスあげようかしら？｣
妲己｢あらダメよ、素朴だから可愛いのよ。｣
私、アクセサリーとかはしないですけど…
白澤｢A、お使いしてきて。｣
はーい。
白澤｢終わったらちゃんと僕に報告してね。｣
A｢はい。｣
リリス｢や〜ん、可愛い♡｣
―地獄―
あれ？
迷子になってしまいました…
あ、鬼灯様！
A｢ほ……鬼灯様…！｣
くるっと振り返って少し驚いた顔をしてます。
鬼灯｢おや、Aさん。どうなされましたか？｣
A｢あ、あの…確か獄卒さんと記録課さんにお届けなんですが…み、道が…｣
鬼灯｢わかりました、私が案内しましょう。｣
A｢あ、ありがとうございます…！｣
記録科さんは多忙のため届けて欲しいとの事で
獄卒さんの薬は結構ありますので…届けた方が早いらしいです。
鬼灯｢こちらが記録科の葉鶏頭さんです。｣
葉鶏頭｢こんにちは。｣
A｢は、はじめまして…！本日はうさぎ漢方極楽満月をご利用頂きまして…｣
鬼灯｢挨拶が営業的ですね…｣
白澤様以外とあまり上手く話せないんです…
A｢これとこれです…用量など詳しい事はこのメモで…｣
葉鶏頭｢わざわざありがとうございます。｣
よし、一件目は終わりました！
鬼灯｢では。｣
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けいけ - 更新楽しみにまってます！ (2020年1月20日 22時) (
レス) id: f9798b2aff (このIDを非表示/違反報告)
雛雪 - この小説好きです！ヒロイン可愛い♪頑張ってください(^^) (2019年1月14日 22時) (レス) id: f50f701b3c (このIDを非表示/違反報告)
名無し - だんだんと夢主ちゃんのキャラがブレて来ていますよ。 (2018年3月16日 22時) (レス) id: 4a1156ae6a (このIDを非表示/違反報告)
ナナ - ペテン師さんこれ程までに惚れた作品は久々です。これからも更新頑張って下さい。応援しています。 (2018年2月19日 3時) (レス) id: 09ba0af9d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ペテン師 | 作成日時：2018年2月5日 11時
