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27話 ページ28

sideA

白澤様のお手伝いで地獄に来てます。

A『……』

白澤「A?」

心配そうに見つめる白澤様。

A『どうしまs』

白澤「座りなさい。」



ちょこんと座ります。

白澤「女の子が地べたに座るんじゃありません!」

えー…

白澤「もう…いつから具合悪かったの?言ってくれれば看病だってしたんだよ?頭痛い?」

A『具合悪くないですよ。』

白澤「はいはい。横になりな。」

聞く気ないですね…

A『う"〜…』

白澤「こら。こんなところで服を脱ごうとしないの。」

帯が苦しいんです…

A『う〜…』

白澤「苦しいんだね〜…今帰り支度するから待ってて。」

1人で帰って寝てますから…

白澤「途中で倒れたらどうするの。」

大丈夫ですよ〜

白澤「A!?」

白澤様が驚きと不安の顔なされた後に

力が抜けて動けないや。

side白澤

白澤「ごめん!今日はもう帰るね。」

「う、うん。」

朝から口数は少なかったけど、

朝喋ることもないから…

白澤「A、ほら。帰るよ。」

Aはぐったりして応答がない。

苦しそうな息づかいと上がる熱。

白澤「よいしょ…ただいm…桃タローくん手伝って!!」

Aが落ちる!!

桃太郎「なんスか?」

白澤「ごめん、この薬箱持って!!」

Aを寝室に連れていく。

解熱剤は…えーと

桃太郎(老眼!!)

A『……』

白澤「寝てなさい!」

A『…や。』

こんな時に反抗期!!

反抗してても可愛い。

ってそんな場合じゃない!

白澤「A。寝ないとダメでしょ。」

A『…や〜…』

しょうがないや。

白澤「暖かくしてマスクしないと僕に抱きついちゃダメ。」

上着着てマスクしてきた。

そこまで僕と居たいか。

可愛い。

A『…zz』

寝た。

白澤「作り方書いてるからこれ作って。」

桃太郎「はい。」

Aを僕のベッドに寝かせる。

白澤「A、辛い時は辛いって言ってくれれば良いんだよ。僕には迷惑かけても良いって前から言ってるのに…」

昔から自分のことを全て後回しにする子だった。

自分の体を大切にしないくせに僕や他の人には宝物のように大切に扱う…

白澤「僕にしてみればAだって大切なんだよ。」

だから、大切にしてね。

桃太郎「白澤様、出来ましたー。」

白澤「ありがとう。今日はお粥で良いよね。」

ん?

A『…白澤様に無駄な時間とらせた…』

無駄じゃないよ。

だから、そんな顔しないで。

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けいけ - 更新楽しみにまってます! (2020年1月20日 22時) (レス) id: f9798b2aff (このIDを非表示/違反報告)
雛雪 - この小説好きです!ヒロイン可愛い♪頑張ってください(^^) (2019年1月14日 22時) (レス) id: f50f701b3c (このIDを非表示/違反報告)
名無し - だんだんと夢主ちゃんのキャラがブレて来ていますよ。 (2018年3月16日 22時) (レス) id: 4a1156ae6a (このIDを非表示/違反報告)
ナナ - ペテン師さんこれ程までに惚れた作品は久々です。これからも更新頑張って下さい。応援しています。 (2018年2月19日 3時) (レス) id: 09ba0af9d7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ペテン師 | 作成日時:2018年2月5日 11時

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