memory 2【過去編2】 ページ4
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私と兄は今、目にしている物が信じられず、
目をまばたきさせ、
呆然としていた。
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しばらく沈黙と静粛が私達を包み込んだ。
先に沈黙を破ったのは兄だった。
弘明「なあ……、A………。」
兄は視線を白い龍に向けたまま、言う。
A「なに…?お兄ちゃん………。」
私も白い龍を見たまま、聞く。
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弘明「なんだあれ……?」
兄は、少し間を開けてそう言い、
白い龍を指差して言った。
A「私に聞かないでよ…………;;」
そんな会話をしていた時だった____
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ムクリ……
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A・弘明「 Σ Σ!??」
白い龍が起き上がった。
よく見てみると、酷く弱っていた。
起き上がるのもやっとの状態だ。
しかも、
身体のあちこちに怪我をしていた。
兄は瞬時に私を守る様に立った。
弘明「 Σ Σ く、来るな!化け物!!
妹になにかしたら許さないぞ!!!」
兄は怯えながら、龍に怒鳴った。
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A「待って!!お兄ちゃん!!
あの龍弱ってるし、怪我もしてるわよ!!」
弘明「Σ え!?Σ Σ あ……!!本当だ!!」
兄は、ハッと気づき、目を瞬かせた。
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私は龍にそっと近づいた。
近くで見ると、とても綺麗だった。
角は鋭く尖り、髭は長く、
目は赤く光り、白い身体は雪の様に
キラキラと輝いていた。
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白い龍「ガルル………………!!」
龍は私を警戒しているのか、
身体を強ばらせ、威嚇してきた。
A「大丈夫よ……。」
私はそう言って龍に微笑んだ。
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白い龍「ガル…………。」
龍は安心したのか警戒をとき、
意識を失い、私の方に倒れてきた。
A「……え?……ちょっ…うわっ…!!」
急に倒れてきたということも
あったが、重かったので支えきれず、
私はそのまま倒れてしまった。
memory 3【過去編3】→←memory 1【過去編1】
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ

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匿名 - 作品は好きですが卑怯とか公に書かれるとムカつきます (2017年4月29日 1時) (レス) id: af38697470 (このIDを非表示/違反報告)
d(^ω^)ウ-!! - 白竜に天登って苗字はないよー (2017年1月23日 22時) (レス) id: 18c0f2d86b (このIDを非表示/違反報告)
剣城スノウ(プロフ) - amoさん» いえ、こちらこそ本当にすみませんでした。 (2012年11月23日 23時) (レス) id: 7b8df25041 (このIDを非表示/違反報告)
剣城スノウ(プロフ) - 静香*さん» うん!よかったよ(^_^)ありがとう!がんばるね! (2012年11月23日 23時) (レス) id: 7b8df25041 (このIDを非表示/違反報告)
剣城スノウ(プロフ) - amoさん» いえ、間違っていると言っていただきありがとうございますm(_ _)mちょっと、この頃病んでるんではっきり言っていただき本当にありがとうございます。 (2012年11月23日 23時) (レス) id: 7b8df25041 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:剣城スノウ | 作成日時:2012年11月9日 12時