memory 39【過去編39】 ページ41
〜白竜side〜
・
・
・
・
A「大事な人が不幸になると
わかっていて………!!
行かせたりはしないわ!!」
Aは真っ直ぐに俺を見つめ、そう言った。
A「あんな親の事はもう忘れて……
私といなさい、白竜!!
貴方がいれば…私は……!!」
Aは剣を持っていないもう片方の手を
俺に差し出し、そう言った。
白竜「ふざけるな!!!」
俺はAに怒鳴った。
怒りに身を任せ、Aに思ってもいない
言葉を投げつけた。
そんな俺に驚いたのか、
Aは目を見開いた。
白竜「さっきからなんなんだ!!!
A!!!お前は俺の両親を悪く言うが、
自分に両親がいないから羨ましいだけ
じゃないのか!??
言えよ!!!
本当は両親なんかいないって!!!!」
俺は肩を震わせ、手のひらを握りしめ、
そう怒鳴った。
A「!!!」
・
・
・
・
今でも思う。
何故、俺はあんな事を言ったんだろう…?
・
・
・
・
大切にしたいと思っていたのに……
守ると決めていたのに………
・
・
・
・
俺がそう言うと、Aは肩を震わせ、
差し出していた手のひらを強く握りしめた。
A「白竜ーーーーーー!!!!」
Aは剣を振り上げ、助走をつけ、
俺に剣を振り下ろしてきた。
・
・
Σ Σ ガキィン!!!
・
・
俺はそれを剣で受け止めた。
白竜「…A……!!;」
Aはそれでも、剣を押しつけてくる。
A「お前に何がわかる!!!
私がどんな思いで生きているかさえ………!!
何も…………!!
何も知らないくせにーーーー!!!!」
さっきの俺の言葉がよっぽど効いたのか、
Aは怒りで我を忘れていた。
つまり、正気ではなかった。
白竜「………!??」
俺は目を見開いた。
何故なら、目の前に信じられないもの
があったからだ。
白竜「うわ……!!」
・
・
Σ Σ キィン!!
・
・
俺はAから一旦離れた。
・
・
なんだ…………!??
今のは……………!!
・
・
錯覚!??
まぼろし!??
いや……!!
違う!!!
Aの……後ろ…!!
なにかいる!!!
・
・
・
Aの後ろには不敵に笑う、
巨大な骸骨がいた。
・
・
・
・
memory 40【過去編40】→←memory 38【過去編38】
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
14人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「イナズマイレブン」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
匿名 - 作品は好きですが卑怯とか公に書かれるとムカつきます (2017年4月29日 1時) (レス) id: af38697470 (このIDを非表示/違反報告)
d(^ω^)ウ-!! - 白竜に天登って苗字はないよー (2017年1月23日 22時) (レス) id: 18c0f2d86b (このIDを非表示/違反報告)
剣城スノウ(プロフ) - amoさん» いえ、こちらこそ本当にすみませんでした。 (2012年11月23日 23時) (レス) id: 7b8df25041 (このIDを非表示/違反報告)
剣城スノウ(プロフ) - 静香*さん» うん!よかったよ(^_^)ありがとう!がんばるね! (2012年11月23日 23時) (レス) id: 7b8df25041 (このIDを非表示/違反報告)
剣城スノウ(プロフ) - amoさん» いえ、間違っていると言っていただきありがとうございますm(_ _)mちょっと、この頃病んでるんではっきり言っていただき本当にありがとうございます。 (2012年11月23日 23時) (レス) id: 7b8df25041 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:剣城スノウ | 作成日時:2012年11月9日 12時