〈イナGO〉こんな私でいいの！？<白竜> 第二章

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鬼道監督と音無先生のお説教が終わっても、


私はしばらく拓人と蘭丸に怒られた。


私はあまりにも腹がたった為、


拓人と蘭丸を泣かした。


死ぬより怖い話を聞かせてね。


どんな話かって？


それは聞かない方がいいかと思うわよ？


神童「…うっ……ひっく………!!」


霧野「…うぅ…………!!!」


A「………………。」


私は拓人と蘭丸の泣き顔を見て不覚にも可愛いと思ってしまった。


同時に、「やっぱり苛めるのは楽しいなー」と思い、つい口角が緩んでしまった。


そんな私を見ると、皆はすごい勢いで私から5メートルほど離れた。


皆の表情を見ると、皆私を見て怯えていた。


私が「え？なんで皆怯えてるの？」と聞くと、
剣城君が皆の前に出て一言こう言った。


剣城「A先輩が怖いからですよ。」


A「もっとオブラートに包みましょうか、剣城君。」


真顔で何言い出すのよ、この子。


「何？私は化物かなんかなの？？」と私がそう言うと、皆は力強く返事をした。


もう、泣いていいかしら私。


思い出せば、皆私をドSの女王様とか鬼畜先輩などと言い、からかってくる。


何故、そんな事をするのかと聞くと、


皆いわく、反応が面白いらしい。


私からすれば、迷惑以外のなにものでもない。


まあ、ドSなのは認めるけど。


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