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+参佰伍拾参+ ページ33











ナルギ《あ、それと………》








ナルギはニタリと笑い、ゆっくりと拳銃を構え直した。
そして口角をあげ、微笑む彼の口は確かにこう呟いた……







”【雪村 千夜斗】は生きている“───と。











『!!』











ゴォオォォオオッ!!!






そして俺は一瞬にして、熱風を受け、
灼熱の炎の中に閉じ込められた。

いわゆる、爆発と言うものに巻き込まれた。


俺が蹴り飛ばされた店を始め、
そこから徐々に炎が町に広がっていったのだった。




_______________









“……………熱い”

“あ、つい…………”

“苦しい………”

“背中が、燃える………!”

“誰か、助けて──!!”








_________________









??「……してください!山野先輩!!!」

『………ッ……ぁ……?』


??「!先輩っ…………あぁ良かった、心配しましたよ!」

『………?池、田……?』









いつの間に意識を無くしたんだろう。
俺を呼ぶ声がして、俺は目覚めた。
身体中が痛い………まるで大きな衝撃を受けたような痛み。

そして俺は何故か全身が濡れていた。
いまいち自分が置かれている状況が分からず、
ただぼんやりと辺りを見渡す。

そこには白の隊服を来た仲間達がいた。









谷三「気がついたか!意識は正常か!?」


時宏「三の谷!今気がついたんだ!
てめぇは黙ってろ!!」


池田「先輩、どうしてここに?
屯所で待機していたんじゃ………」


『池、田…………俺、は………どうなってい、た?』


池田「先輩は河原に倒れてました。そこを見つけたんです。
原田さんの隊が通らなかったら、
どうなっていたか………!」









河原に…………そうか、俺は風圧で
川に投げ飛ばされたのか。

俺は全身の痛みと濡れている状態からそう解釈した。
多分“爆発”と言うものに巻き込まれたんだ。

幸いにも水面に打ち付けられた痛みはあるが、
怪我はないようだ。
風圧、と言うよりも河辺にあった店だったから、
運良く川に落ちたんだろうけど…………

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冷泉 雪桜(プロフ) - ひゃくまるさん» コメントありがとうございす!そうですね。いつか書けたらいいなと思います。これからもよろしくお願いしますね! (2018年12月26日 15時) (レス) id: 18535e1a43 (このIDを非表示/違反報告)
ひゃくまる(プロフ) - これから山野さんがどんな風に成長していくか楽しみです!作品を読んでて思ったことが山野さんは辛いこととか抱え込んでしまうキャラなのでいつか誰かを頼れるようになるといいですね(*´-`) (2018年12月26日 1時) (レス) id: 057beedb8c (このIDを非表示/違反報告)
なや(プロフ) - 返信ありがとうございます!これからも楽しみにしております(´∀`*) (2018年12月2日 21時) (レス) id: 47f47e69bf (このIDを非表示/違反報告)
冷泉 雪桜(プロフ) - なやさん» なやさんとこの小説を結びつけてくれたのも新選組が紡いでくれた縁だと思います。更新が遅い日々が続いてしまいますがこれからもよろしくお願いします(*´-`) (2018年12月1日 23時) (レス) id: 18535e1a43 (このIDを非表示/違反報告)
冷泉 雪桜(プロフ) - なやさん» なやさんコメントありがとうございます!私はただ誰かと共感したくて自己満で書いただけですが、なやさんのような人に読んでもらえるなんて私としても嬉しく思います。 (2018年12月1日 23時) (レス) id: 18535e1a43 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:冷泉 雪桜 | 作成日時:2018年7月10日 16時

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