†漆佰弐拾肆† ページ25
･
太鼓「！！加州、危ねえ避けろ！！」
加州「！？」
その時、小さな刀を持った骨の妖怪が
不意打ちで襲い掛かってきた。
太鼓鐘君がとっさに加州さんに呼びかけたから
加州さんはそれに気づいて避けるけど、
バランスを崩して倒れてしまった。
駄目………！加州さんが危ない！！
加州「ヤバい………」
『加州さんっ！！』
豊前「おい主！」
『白札、加州さんを守れっ！』
私はポケットからお札を出して、
加州さんに向けて投げつけた。
加州さんと敵の間に白札は飛んで、
空中でピンッとシワなく張ると、
ドーム状の結界が出来る。
それと一緒に、妖怪の刀よりも
鋭い刃が加州さんを襲おうとした妖怪を
斬りつけた。
??「圧し斬るっ！！!」
ザンッ！！
『！』
燭台「その、声………“長谷部君”！？」
長谷「探したぞ、貴様ら」
そこに現れたのは綺麗な藤色の目の神様だった。
勝ち気な鋭い目は、本当に刀みたい。
その人は物凄い速さで、
あっと言う間に敵をやっつけてしまった。
長谷「無事か」
太鼓「おうおう！
ナイスタイミングじゃねぇか長谷部！！」
長谷「ったく、貴様らは
どこをほっつき歩いていたんだ」
豊前「いやお前だよ、お前」←
燭台「長谷部君も無事だったんだね、良かった」
……あっ、この人が迷子か。←
皆の様子を見て、彼らの仲間だと言う事が分かった。
神様でも迷子になるんだなとか思いながら、
私は長谷部さん？を見つめる。
すると私に気づいたみたいで、
長谷部さんがこっちを見た。
目が合って、思わず燭台切さんの後ろに隠れる。
(関係ないけど燭台切さんのジャケットの
ぴろぴろが上手いこと隠れやすい……)
長谷「？燭台切、そいつは」
燭台「ああ、怖がっちゃったかな。
主、僕らの仲間だから大丈夫だよ」
長谷「主？こいつが九重か？」
『(ちょっと、怖い)』
長谷「…………」
『…………』
長谷「ﾊｧ、そう怯える事ないだろう。
取って食いはしない」
『………よ、よろしくお願い、します』
すると、キンッ！と金属がぶつかる様な音がして、
さっきみたいに、胸が苦しくなる。
？この、長谷部さん………何か……“持ってる？”
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冷泉 雪桜(プロフ) - 鈴松しおん@受験成功!!褒めて、超褒めて←さん» コメント、そして受験おめでとうございます！ようやく切国さん登場で私も楽しく書かせて頂いてます笑これからもよろしくお願いします (2020年3月26日 8時) (
レス) id: 18535e1a43 (このIDを非表示/違反報告)
鈴松しおん@受験成功!!褒めて、超褒めて←(プロフ) - ついにまんばじゃああああいい!!!あ、いつも読ませていただいているものです!もういつもいつも展開にわくわくさせられっぱなしで本当に見ていて楽しいです！これからの更新も無理せずに頑張ってくささい! (2020年3月24日 17時) (レス) id: 833b5b0a6b (このIDを非表示/違反報告)
冷泉 雪桜(プロフ) - 桜舞姫・蝶月姫さん» いつもコメントありがとうございます。アーカイブは全部合わせると大体本編の3分の2くらいまで真相が分かるようになってます。是非読み返して見てください！ (2020年3月23日 22時) (レス) id: 18535e1a43 (このIDを非表示/違反報告)
桜舞姫・蝶月姫(プロフ) - 続編おめでとうございます！アーカイブ...ついに最後か！にしても朱鷺と夢主が親戚？？だったとは.......時を越えて、本丸を継いだ。ﾌｯ縁とは不思議なものだね...←誰？ (2020年3月23日 15時) (レス) id: fcb098628f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：冷泉 雪桜
| 作成日時：2020年3月22日 20時
