†陸佰捌拾壱† “目に見えるモノ” ページ23
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『また…………やってしまった……』
宗三「貴方って、不意打ちとか特に短気ですね」
『いきなり抱きつかれて、懐をもぞもぞされたら
誰だって拒絶反応すると思いますが………』
青江「ねほりはほりと、
君の体をまさぐったらそうかもねぇ」←
『語弊があるよ』←
青江「信濃君のセクハラの事だよ？」←
『でしょうね！？青江様、発言に規制かけなきゃ
生きていけないんですか！？』←
何なのこれ。
さっきまでシリアスな感じだったのに
お陰様でそれどころじゃなくなったよ。
変に疲れてため息を吐く。
何でこんな、話が変な方向に………
信濃「ごめん、大将………調子に乗っちゃった」
『い、いえ、殴ってしまってすみません………』
物吉「だ、大丈夫ですか？」
宗三「はい、これでコブを冷やしなさい」
信濃「ありがとう………」
青江「“□□□□”だねぇ。
その“□□□□□”かな？
…………“□□□□□”の事だよ？」
薬研「青江の旦那、それ楽しいか？
規制かかってるぜ？」←
??「おい、九重。いるか」
『？肥前様？』
肥前「お前に客だ」
その時、私を呼ぶ声が一つ。肥前様だった。
彼は少し神妙な顔をしている。
…………どうしたんだろう。
──────────────────
『結織さん………！』
結織「日頃のお務め、
ご苦労様です！九重さん！」
正門に行くと、そこに居たのは結織さんだった。
彼女はにこやかに挨拶して、
ペコリと頭を下げる。
政府の役人の新米として、
日々熱心に仕事を成していると聞いてはいたが、
以前よりも大人びたように感じる。
結織「演錬大会以来ですね！
お元気そうで良かった！」
『今日はどのような用件でしょうか？』
結織「新たな指令を受けましたので、
そのご報告をしに参りました」
『そうなんですか、ではどうぞこちらへ』
その時、ふと違和感を感じた。
なんだろう、雰囲気が変わったような。
いや、そもそも結織さんって、
こんなに霊力が、あっただろうか。
それに…………
??「…………」
『結織、さん』
結織「？はい？」
『そこにいるのは、刀剣男士………ですよね』
結織「あっ、そうなんです！
彼の事は後で紹介しま…………」
『………後、どうしたんですか？
その、左目…………封じ札で目を隠してるって、
何か………あったんですか？』
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冷泉 雪桜(プロフ) - 雨宮@たふるさん» コメントありがとうございます。これからもよろしくお願いします (2020年3月12日 13時) (
レス) id: 18535e1a43 (このIDを非表示/違反報告)
雨宮@たふる - いつも楽しく読ませてもらっています。続編おめでとうございます。たまに来る燭さに、にきゅんとしてます！これからも頑張ってください。応援してます。 (2020年3月7日 15時) (レス) id: 3cde28d88e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：冷泉 雪桜
| 作成日時：2020年3月5日 19時
