No.49 ページ1
風「A。頼んでおいた資料は…」
「出来ています。あと、追加で調べたものも、まとめておきました。役立つかと。」
風「あ、あぁ…ありがとう。」
「Aさん。あの…この書類確認お願いします。」
「わかった。待ってて。」
私はすぐに書類を受け取り、パラパラと捲り、確認する。
「この書類だと分かりづらいな、こことここ調べ直して訂正した方がいいね。」
部下に確認した書類の指示を的確に出す。
「あ、ありがとうございます…。」
…部下と風見さんは用件が終わっていても、じっとこちらを見てくる
「……どうしました？まだ何か？」
視線が気になりPC画面から目を離してそう尋ねた
風「……A。お前今日で何徹目なんだ？」
そう割と声のトーン低めでそう聞いてくる
「あー…3徹目ですけど。普通に壊れたり何もしてないですよ？元気です。」
ま、隈は酷いけど。そう思いながら言うと
風「……いい加減帰れ。お前はまた…。」
そう呆れながら風見さんは言った。
「……まだ大丈夫ですよ。」
…正直に言うと帰りたくない。
あの上司と初めて2人で飲んだ夜…そして朝の出来事と、友達の教えてくれた言葉…。
”あれ達”が頭から離れない。
どうせ、いつものからかい…言葉は、たまたまか、ハニトラの部類だ。そう自分の中で解決済みの筈なのだが…。
……あれ以来、上司は組織の仕事が立て続けに入っているみたいで、ここには来ない。
警察官として失格だが、今だけ組織には少し感謝してしまう。
……私の考え過ぎ…いつものからかいの筈なのに……。
私は静かに溜息を零す。
それを見た風見さんは私の頭をそっと撫でて
風「…抱え込むなよ。」
そう言って離れていった。部下も私に
「そうですよ！Aさんには無理はして欲しくないです！」
と言ってくれる。
……いい部下と上司に恵まれたなぁ。(一人除いて)
そう考えながらありがとうとお礼を言った
━━━━━━━不意に私のスマホに着信が入る
私はスマホを取り出して電源を入れた
「━━━━━━━━━━あっ。」
凄い珍しい人から着信だ。
椅子から立ち上がり、デスクから離れ、誰もいない休憩室に向かった
「お久しぶりです！元気でしたか？━━━━━━━━”千影さん”」
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とろろ - いいところで止めないで！続き待ってます！ (2023年1月21日 17時) (
レス) id: f76190de27 (このIDを非表示/違反報告)
まみこ(プロフ) - 更新待ってます！お願いします！！ (2022年9月23日 2時) (レス) @page36 id: 9d3f4398ec (このIDを非表示/違反報告)
亜莉沙(プロフ) - 続きがすごく気になりす…！！是非お願いします！！！！ (2022年5月18日 2時) (レス) @page39 id: 7ba5f4dac6 (このIDを非表示/違反報告)
やっち(プロフ) - 続きお願いします! (2022年4月26日 4時) (レス) @page39 id: aabe067d77 (このIDを非表示/違反報告)
W.m(プロフ) - とっても面白いのでもう5周ぐらいしてしまいました。更新楽しみに待ってます！ (2022年4月23日 21時) (レス) @page36 id: 63cab791a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アレン
| 作成日時：2018年5月31日 4時
