67話 殺る気 ページ18
「ちょっと、ノブナガ私今そんな気分じゃ…」
ジリジリと後ろに下がりながらノブナガの顔確認するが、ノブナガの目は本気の色をしていた。
「A、構えろ」
ノブナガのオーラの量がどんどん増えてきているのがわかる。
ちょっとやそっとのことじゃ諦めてはくれなそうだ。彼はやると決めたらかなりしつこい。
「今日は無理なの…。」
Aは刀を構えるノブナガがからさらに距離をとった。
「A、最近オメェはそればっかりだ。今日は無理なの。そう言って逃げるのは何十回目だ？」
そう、ここ何年もAは喧嘩を売られては逃げるということをもう何度も繰り返していた。
それはノブナガだけが例外というわけではない。
勿論フェイタン、フィンクス、ウボォーギン…その他諸々の団員たちとのやり合いを避けてきた。
「今日こそはぜってぇ逃がさねえ」
「や…いや…やめ「いくぜええ！！」
ノブナガはAが拒否しているのを無視して正面から突っ込んできた。
「っ！」
流石にAもこの攻撃を喰らうわけにはいかないのでとっさに後ろへ飛び回避した。
「ほお？A、やるじゃねえか。ちゃんと避けれるようで安心したぜ…
じゃあまだまだいくぜ？」
「ノっ、ノブナガっ！！やめっ…て！」
次々に攻撃してくるノブナガの刀をひたすら避けながらAはやり合いをやめたいと拒否を続けた。
だが、ノブナガの手は止まることなくさらにAを追い込んでいった。
「おいおい、逃げてばっかじゃ面白くねえだろ？」
「だからっ！やめてって言っているでしょう？！」
Aはノブナガに一度も攻撃をするそぶりを見せずただただ避け続けた。
その後も数分ノブナガは攻撃の手を緩めなかった。
ノブナガがAの右肩から左脇にかけて切ろうと刀を一振りした後、突如ノブナガは攻撃をやめた。
「…A〜、がっかりだぜ」
ノブナガは人を殺すような目でAを睨みつけた。
「なに…よ…。勝手に始めて勝手にがっかりされても私が知ったことじゃないわよ」
疲れとノブナガの面倒ごとにAは少々イライラしていた。
「昔は…」
ヒュッ！！！
Aはノブナガが何かを発する前に一回だけ暗器を投げつけた。
「おっと…いいねえ」
ノブナガはようやくAが釣れたと思ってAの顔を確認した。
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ミカヅチ イヴ(プロフ) - あやはさん» ありがとうございます＾＾あやはさんも受験勉強頑張ってください！＾＾ (2019年8月16日 10時) (
レス) id: e1903f9ba5 (このIDを非表示/違反報告)
あやは(プロフ) - すごくいいところに来ててわくわくしてます笑受験勉強の息抜きにすごく助かってます！これからも頑張ってください！ (2019年8月15日 22時) (レス) id: df4b2b1b15 (このIDを非表示/違反報告)
ミカヅチ イヴ(プロフ) - ゆっずーさん» 応援ありがとうございます＾＾これからも読んでもらえると嬉しいです！ (2019年8月7日 19時) (レス) id: e1903f9ba5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっずー(プロフ) - フェイタンもフィンクスも皆面白い笑笑更新お疲れ様でした！また頑張ってくださ〜い！ (2019年8月6日 23時) (レス) id: 9ee8873612 (このIDを非表示/違反報告)
ミカヅチ イヴ(プロフ) - ひがんさん» なるべく毎日更新頑張りますね！ (2019年8月2日 22時) (レス) id: e1903f9ba5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミカヅチイヴ | 作者ホームページ：
作成日時：2019年6月22日 12時
