【H×H】【ヒソカ】理性…保ってください(２) (ページ6)

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第５３話ページ6

〈翌日〉

ライズ『なるほど？つまり、６限目はその課題をやっておけと』

貴女「そうそう」

クリア『う～ん、A先生の作ったプリントとか、なんか難しそうで嫌だな～』

貴女「そ、そんな事言わないでよ…(汗)」

ユイト『仕方ない！やるっきゃないべ！』

マリアン『あんた、いつにも増してやる気になってるのは何でなの？(汗)』

電話越しに聞こえる生徒達の声は私を安心させる

元気な声が聞けて、なんだか良かった…

私は今？と、言うと……

マリアン『ていうか先生、大丈夫なんですかー？風邪なのに私達相手にしてて』

そう、風邪を引いてます←

昨日の夜から気持ちが悪くって、今朝起きて熱を計ってみたら高熱でびっくり

他の先生や生徒達にうつしたらいけないから今日は休んだんだけど…

結構メールが来るのよねぇ…←

一般の学校とは違い、ハンター学校は先生・生徒同士のメールのやり取りはOK

だから生徒達──とくにB組の子達──からのメールは多いったらありゃしない

授業中にすらメールを送ってくる子がいるものだから、

それはもう私が復帰したら即呼び出しね。←

心配してて沢山メールをくれるのは凄く嬉しいけれど

授業を真面目に受けない子はあまりハンター学校にいてほしくない

それは、先生ならば誰だって思う事だと思う

とくにハンター学校なんだから…

ハンターになるならば、そんなところで心を乱してほしくはないわ

ライズ『やっぱもっと寝てた方が良い』

マリアン『そうだよ、もう切ろ？』

クリア『ぇえ～、もーちょっと～！！』

ユイト『そーだよ！けち！あと少しだけいーじゃんか！！』

ライズ『俺達のせいで体調悪化したらどーすんだよ、責任取れないだろ？』

クリア『う…まぁ、確かにそーなんだけど…(汗)』

貴女「心配かけてごめんね？
早く治して、早く学校に行けるように頑張るから」

マリアン『はい、待ってますっ』

電話は向こうによって切られた

多分、ライズ君かマリアンちゃんが切ったんだろうな

私は布団に潜り込んだ

具合が悪くては何かに手をつける気力も起きない

早く、治そう。

…そう思って寝たのに、あの人(・・・)がお見舞いに来たのはその３時間後だった