【H×H】【フィンクス】理性...保ってください

第６話 ページ8

〈翌日 昼休み 屋上〉

貴女「なーーんーーでーーこーーおーーなーーるーーのぉおおおお！！！？？」



マチ「さぁ？」




昼休みの屋上はまだ少し暑くて、人もいない

だから叫び放題の言い放題


あたしは不満をぶちまけまくった




マチ「え、不満じゃないでしょ？」



貴女「うるはいっっ」




…確かに、フィンと一緒にいて「夫婦みたい」って言われるのは…ぶっちゃけ嫌ではない


でも、なんか……




貴女「あたしが恋してるなんて…あんまりバレたくないの」




屋上のフェンスに肘を乗せていたマチが、コンクリートの床を見ながら

「別に、バレても良いんじゃないの？」と言った


思わず「え？」という声が出る




マチ「だってさ、Aただでさえ分かりやすいし」



貴女「え"。」



マチ「いつか皆察するんじゃない？"こいつはフィンクスが好きだ"って」



貴女「え"え"っ

…困る」




マチからは、バレたくないなら隠し通せという、ごもっともな意見が出た←


…うん、そうだよなぁ…

隠さなきゃね




マチ「あんたねぇ、好きオーラ出しすぎ」



貴女「そ、そこまで出てないから！！(汗)
大体ね！！」



マチ「大体、何？」



貴女「"好きオーラ"って言うのは、もっと話しかけたり、周りにハートを飛ばしている時に出るオーラの事！！
あたしそんなオーラ出してない！」



マチ「…あんたの"好きオーラ"は、うっすいオーラなの」




え、それどーゆー意味っっ←


マチは続けて言った

「敏感な奴にはバレるオーラで、鈍感な奴にはバレないオーラだ」と。


幸いうちのクラスには鈍感そうな子が多いので、バレる心配はないかな


一安心…かなぁ

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