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古森「オッスA」
風邪はすっかり治って次の日の昼休み、
手をひらひらわたしに向けているのは古森。
わざわざこちらの教室まで来ていただいちゃって。
わたしはすかさず古森を壁に押し付ける。
「おい何で佐久早に言った」
古森「あぁ…だって今のお前みたいにすっげー怖い顔してずっと聞かれたから…
色々あったみたいだけど?治ったんならいいじゃん」
「おかげさまでぇ!?」
古森「わーっ!悪かったって!こえー(笑)」
相変わらずケラケラ笑ってるだけ。
色々あったみたいだけどって、色々ありすぎたわ!
…思い出すだけでも恥ずかしい。
古森「まっ、佐久早でも大事な女はほっとけないってやつだな」
「う、うるさっ」
古森「照れてるうー」
「今日の練習、古森だけ100本レシーブにするよ?!」
古森「あっ」
「…??」
教室の前で言い争っていると古森の目線はわたしの背後に移っていた。
振り返ると噂をすれば……
佐久早「…何してんの」
古森「聞いてよーAさー」
「言わんでいいっ!!」
反射的に古森の口を手で塞ぐ。
何を言おうとしたのかは分からないけど、なんか悪い予感しかしなかったから。
佐久早「おい人の口は菌がいっぱいなんだぞ」
「おいって言うな!」
古森「相変わらずだな〜〜あ、そういや今日宮城の春高代表決定戦だよな」
佐久早「…若利くんが相手は烏野だって」
古森「烏野?青葉城西じゃないんだ」
佐久早「まぁ…若利くんが負けるわけないし」
「ほらっ、お昼休み終わっちゃうよ次の授業の準備!
私たちも11月の代表決定戦頑張らないとね!」
後日、白鳥沢が負けたと聞いた。
宮城代表に白鳥沢以外のチームがなるのはいつぶりなんだろう。
私たちも11月に代表決定戦があるから練習は休めなくてまだ手に入れた宮城代表決定戦の映像は見れてない。
けど、白鳥沢が…牛島さんたち3年が最後の大会でもう東京体育館で顔を合わせることはない。
それが分かった時の佐久早は少し困惑していた。
それでも私たちは11月の東京代表決定戦で春高出場枠に入った。
そんな時、2つのビッグニュース。
1つ目は、
監督「佐久早、古森、全日本ユース強化合宿の招集がかかったぞ」
佐久早「え〜…」
2つ目は、
監督「あー、あとAも選手サポーターとして来て欲しいとのことだ」
「………え?」
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さくさくさく..... - 尊いです! (2月23日 16時) (レス) id: 5e58244371 (このIDを非表示/違反報告)
( ゚Д゚)ハァ? - やはり佐久早クンは尊いですネ!もし自分がハイキューの世界にいたら今頃尊死してます!wはぁもうほんとおみおみに愛されて付き合えて結婚できる世界線どこ(´・ω・`) (2023年2月14日 22時) (レス) @page31 id: 7fe40b2109 (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - ああああとても、、かっこいい、、え好きですこの夢小説作ってくれてありがとうございます😢 (2022年7月19日 14時) (レス) @page15 id: 2e24363b21 (このIDを非表示/違反報告)
りーしゃん。(プロフ) - ぽんさん» 冷たそうな人ほど実は優しいってやつですよね!ギャップ男子は強いです、、、 (2020年4月22日 0時) (レス) id: 9f2acf210f (このIDを非表示/違反報告)
りーしゃん。(プロフ) - ちょこちゃんさん» 佐久早くんはとってもとっても可愛いんデス!!!わたしの作品でそう思っていただけでとっても嬉しいです(;_;) (2020年4月22日 0時) (レス) id: 9f2acf210f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りーしゃん。 | 作成日時:2017年11月22日 18時