黒尾鉄朗×ヴァンプ ４ ページ9
*
そして今、家にも帰れず、私は鉄朗の部屋で泣いているのだ。
「てつろぉ...ッ、私、私.....もう、嫌ぁッ....」
黒尾「落ち着けよ...つっても、まあ、無理だよな...」
ベッドに腰掛けた私の隣に、鉄朗が並んだ。
よしよし、という風に頭を撫でる。
その手が温かくて、私はようやく泣き止むことが出来た。
とても安心したんだ。
黒尾「...に、してもだ」
「..........」
黒尾「そんな...お伽噺みてえなことって、あるんだな」
「....気持ち悪い？」
黒尾「それはないな。
ずっと一緒にいて、危険だったこともねぇし。
AがAであることに変わりはないだろ？」
「うん...うん、そだね。そう、だよね....ありがとう」
安心した笑みを浮かべる私に、鉄朗は聞いた。
黒尾「ところで、今日はどうすんだ？泊まってくか？どーせ親いねぇし」
私が家に帰れる気分でないことを察したのだろう。
でも、一晩彼と一緒にいて、また"あの衝動"が来てしまっては――
「いい、よ。迷惑かけらんないし....そりゃ嫌だけど、帰ってみる」
そう言ってベッドから降りると、その途端にバランスを崩した。
鉄朗が、私の制服を引っ張ったのだ。
再びベッドに、今度は仰向けに倒れ込んだ。
「ちょっ、いきなり何...」
驚いて少し大きな声を上げると、それを抑えるように鉄朗が私の上に跨がった。
その体重に、体育倉庫での男のイメージが重なる。
背中に冷たいものが走る。
部屋の照明と逆光になっていて、鉄朗の表情がよく見えない。
私に跨がる鉄朗のお腹を押して抵抗する。
「....て、つろ、嫌だ......こわい」
黒尾「......ちょっと黙ってろ」
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きゃぱしち(プロフ) - りぃふ＠キャー、オイカワサーンさん» こちらこそよろしくお願いします！体、お大事に(*^_^*) (2015年4月10日 19時) (
レス) id: dab4615d7f (このIDを非表示/違反報告)
りぃふ＠キャー、オイカワサーン(プロフ) - きゃぱしちさん» 本当ですか…!!うわわわわ、ありがとうございます！忙しくはないんですが、私も返信とかできないと思うので大丈夫ですよ＾＾今日はたまたま体調不良だったので((照 もう治りましたけどねｗｗではでは!!これからもよろしくお願いします(°∀°) (2015年4月10日 16時) (レス) id: 1a948ab40c (このIDを非表示/違反報告)
きゃぱしち(プロフ) - りぃふ＠キャー、オイカワサーンさん» ありがとうございます！私もまだマイページとか作りたてで仕組み?がよく分かってないのですが、友達になってくださるのなら大歓迎です！忙しくてあまりボードなどへの返信はできませんが...(´・ω・`) (2015年4月10日 15時) (レス) id: 821cba77ee (このIDを非表示/違反報告)
りぃふ＠キャー、オイカワサーン(プロフ) - きゃぱしちさん» お久しぶりです!!えーとですね…マイページを作ったので、『お気に入り作者』に入れさせてもらいました(*´∀｀)ノあの…もし良かったら、私と友達にはなってくれ…ませんよね!!知ってました、すみません!!(( (2015年4月10日 15時) (レス) id: 1a948ab40c (このIDを非表示/違反報告)
きゃぱしち(プロフ) - りぃふさん» ありがとうございます、頑張ります！ (2015年3月30日 16時) (レス) id: 821cba77ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きゃぱしち | 作成日時：2015年3月11日 18時
