前世は魔法使いだったんですが【HP×DC】

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あ、ここだ。
さっき見た喫茶店。
喫茶ポアロって言うらしい。



いや、某チョコレート菓子に似ているとか思ってない。



土曜の昼間だけど、席は空いてそうだし入ろうか。

｢いらっしゃいませ〜。おひとり様ですか？カウンターへどうぞ！｣

綺麗な女の人が案内してくれた。

僕はまだ頷くことしかしてないけれど。


｢あ！英語の兄ちゃんじゃねぇか！｣

ん？あれは小嶋くんか。

｢Hi!｣

どうやら昨日の1年生たちがいるらしい。

あと、保護者らしきおじいさんも。

｢どうしてこんな所にいるんですか？｣

と円谷くん。

｢I'm Hungry｣

｢なら、ハムサンドがおすすめだよ｣

とGeniusboy

｢hamsand？｣

ハムサンド？ハムのサンドウィッチかな。

｢梓さん、このお兄ちゃんにハムサンド出してあげて！｣

吉田さんが店員さんに向かって言ってくれた。
この店員さんは梓さんというらしい。


｢ええ、わかったわ。安室さん！ハムサンドひとつ！｣



ハムサンドは安室さんという人が作るのか。
厨房の奥にいるようで姿は見えないけど｢はーい！｣という返事が聞こえた。

安室さんという人は男性らしい。

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