【銀魂】俺の婚約者が可愛すぎる。【沖田総悟】

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総悟side


屯所に戻る途中、突然Aさんが大きなため息をついた。


総悟「…ため息なんて、らしくないですねィ…」

A『…誰のせいだと…』

総悟「そういや、近々真選組で花見に行くらしいですぜ。」


真選組の恒例行事。


A『そうか、…楽しみだな』


花見という言葉を聞いて、ほおを緩めるAさんは可愛い。


総悟「えぇ、本当楽しみでさァ…」


アンタと行けるってのもありやすがねィ。


A『良いんだぞ、2人の時は気を使わなくても』

総悟「？」

A『上司と部下とはいえ、幼馴染という縁に変わりはないだろう？』

総悟「…そーかィ」


敬語を抜き、Aと再び会話をする。


A『…アタシも、たまにゃ鎧脱がなきゃね。良いでしょ？』

総悟「そうだな…」

A『沖田。』


その呼び方から、変わる気配はない。


総悟「…なんですか。」

A『花見、…楽しもうな』

総悟「当たり前ですよ。」


今年の花見は、良い思い出になりそうだ。


総悟「あっそうだ、この調子で結婚」

A『どの調子だ。お前は二言目には結婚、結婚と…』


それから屯所に帰るまで、Aさんの説教時間となった。


俺はAさんの、



声が好きだ。






.






(ガラッ)


A『ただいま帰りました。』

土方「総悟ッ！！てめーは…」


帰ってきた途端、今度は土方さんの説教である。


近藤「お疲れ、Aちゃん！お茶あるけど、飲むか？」

A『いえ、大して疲れていません。お気持ちだけ。』


近藤さんとAさんは、次の仕事の会話をしている。


横顔も綺麗だ。


土方「…ってオイ！聞いてんのか！」

総悟「すいやせんでしたァ(棒)」

土方「よォし総悟！！剣を抜けェェ！！！！」

A『うるせェぞ』(ギロ…)


土方「…悪ィ」

総悟「…すいやせん」




俺はAさんの瞳が好き。


だけど、


そんな目は、あまり見たくないです。

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