▲ご ページ6
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A『あー、面白かった。』
川の近くにある芝生に座り、コーヒーを一口飲む。
高杉「…………。」(ギュウッ)
A『あっつい晋助。』
さっきから晋助は、後ろから抱きついてきて離さない。
高杉「どーいう関係か言え」
A『…はぁ』
私はため息をつくと、晋助にデコピンを食らわした。
高杉「!」
A『そんなに心配しないくていーっつの、ただの幼馴染』
高杉「…そうかよ」
晋助は私の肩に顔を
A『なーに晋助、ヤキモチ?』
高杉「………ちがう」
A『へぇ』
また子「Aさーん、ちょっとコンビニ行ってきます」
A『はいよ』
私は携帯を取り出し、晋助が映るように自撮りした。
(カシャ)
高杉「!?」
突然、晋助が顔を上げる。
A『ほら見て、うまく撮れてるでしょ』
高杉「……消せ」
周りから見たら恐ろしい殺気を出してる晋助だが、私は動じない。
A『えぇ、いいじゃん。』
高杉「……………A」
A『うん?』
高杉「…すき」
そう言って、晋助は再び私の肩に顔を
万斉「晋助、今日はめずらしくデレデレでござる」
A『違う違う、眠いだけだって』
ケラケラと笑い飛ばすと、携帯に目を向けた。
A『そういや来週、夏祭りあるじゃん。』
年に一度の、大好きな祭り。
A『私達も行こーよ』
高杉「人ごみは嫌いだ…」
A『なにそれー。じゃあいいや、銀八と行ってくる』
冗談で言ってみる。と、
高杉「嫌だ」
と言って、服の裾を鷲掴みにしてきた。
A『ちょいちょい、服伸びるから。…じゃ、みんなで行くか』
武市「小学生の浴衣姿、楽しみですねぇ」
また子「黙るっスロリコン」
コンビニから戻ってきたまた子は、ギロリと武市を睨んだ。
武市「ロリコンじゃありません、フェミニストです」
A『なぁまた子、私達と夏祭り行くか?』
また子「あ、はいっ!是非行かせてもらうっス!!」
…来週が待ち遠しいな。
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Ramu24(プロフ) - 竈之屋次郎さん» 私の不慮のせいです、申し訳ありません (2020年2月4日 21時) (レス) id: aabc017841 (このIDを非表示/違反報告)
Ramu24(プロフ) - 竈之屋次郎さん» 私もフラグを外すために尽くしているのですが、自分なりに対処して申請しても外れないんです (2020年2月4日 21時) (レス) id: aabc017841 (このIDを非表示/違反報告)
竈之屋次郎(プロフ) - R18フラグが外れていません…アプリの方で読めなくなってます。 (2020年2月2日 15時) (レス) id: b139c63105 (このIDを非表示/違反報告)
レッドクランチ - 面白いです!!更新頑張って下さい! (2019年11月10日 2時) (レス) id: 62b41d8f92 (このIDを非表示/違反報告)
蒼月華 - た、高杉が…デレた、だとッ?! ヤバいもう尊すぎて鼻血が止まらん…最後に一言!マジで神。作者様ありがとうございますッッ!! (2019年10月15日 21時) (レス) id: 7a59223088 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Ramu24 | 作成日時:2019年3月30日 21時