復讐の殺し屋【THE RAMPAGE】season2

#05 ページ16

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海青『いくらLIKIYAさんの言うことでも
聞けるものと聞けないものがあります！


こんなボロボロなのに九龍相手に戦うなんて
無理です！』

LI『誰かを犠牲にした命なんて



っ.......必要ない....！』


LIKIYAさんの言葉に何も言えなくなった
海青くんだけど、



力を弱めれば最後....完全に崩れてしまいそうな
くらいに弱まったLIKIYAさんの身体を

何がなんでも離さないように支えていた


RI『LIKIYAさん教えてください

一体何があったんですか?』

LI『.......



俺もはっきりとは覚えてない

一瞬の出来事だったからな』



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ｰ数十分前ｰ


北人『でもAなんで買い物に
行ったんだろう?』

陣『せやな この前行ったばっかやのにな』

LI『まぁAにはAなりの考えが
あるんだろうし

俺らはそっとしといてやろう』

翔平『......?』

壱馬『どないしたん翔平』

翔平『なんだか妙に焦げ臭い』

拓磨『......！！


陣さん危ない！！』

九龍『ちっ.....殺りそこねちまった

おいちゃんと操縦しろよ！！』

彰吾『この屋敷ごと俺らを消すつもり....?』

九龍『なんで俺がこんなガキ相手に.....

俺らの狙いはあいつだけだ 後は全員......



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"殺れ"』



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LI『俺らの状況は最悪だった

全焼まではいかなくても燃やされた屋敷は
いとも簡単にも壊されて何人も下敷きになった

運良く瓦礫の下敷きにならなかった奴らに
他の奴らをたくして戦い続けたけれど


......この様だ、守れなかった』

翔吾『あいつだけって...まさか！！』





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龍『もうやめろよ！！この人達が何をしたって
いうんだよ！！』

九龍『お前が俺らについてくれば良いだけの
話なんだよ』

龍『......っ』

昂秀『りゅ、う......いくな、よ.....』

九龍『何だ、お前生きてたのかよ』

昂秀『ぅ"っ.........‼』

龍『わかった！！わかったから！！


これ以上.....傷つけないで......』

九龍『....最初からそうしてればこいつらは
こうならなかったのになぁ』

龍『.......っ



ごめんなさい.....やっぱり僕は仲間に
なれそうになかったです

もう、僕のことは忘れてください.....』




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『そんな......龍.......』

LI『あいつは....俺らを助けるために自ら犠牲に
なったんだ....


でもあいつの居場所はあそこじゃない

それを何がなんでも......っ』



そのまま崩れ落ちてしまったLIKIYAさん

私達はただ何もできずに絶望を抱いていた



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