【A3!】私の舞台に名前はない！ (ページ9)

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第8話ページ9

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あれから１ヶ月が経ちました。

暫くは手続きとか部屋の片付けとかで色々大変だったけど、皆さんが手伝ってくれてとても助かりました！

あとは...あ、呼び方！呼び方が変わった！

今までは苗字にさん付けだったんだけど、今は大体の人が下の名前かな

あと変なあだ名も付けちゃった笑

そのエピソードは番外編として書けたらいいな☆

...メタい発言はやめなさいって怒られちゃった笑

私は今、照明係として秋組の皆さんと一緒に稽古をしています。

といっても、私は場面と立ち位置の確認なんだけどね笑

万里『ミサ！この場面の立ち位置、どっちの方がいいと思う？』

『そうですね、光の加減を考えたらこっちの方が...』

臣『A、こっちも後でいいか？』

『はい、分かりました！』

ｶﾞﾁｬｯ

立花『お疲れ様です。』

左京『最近よく見学に来るな。何かあったか？』

立花『いえ、Aちゃんの事を見に来たんです。』

左京『アイツか、よくやってくれてる。演劇やってたんだってな。』

立花『はい。しかもかなりの腕前だったみたいで』

左京『そんな奴がなぜこんな所に、』

十座『左京さん、始めるっす。』

左京『あぁ』

立花(Aちゃんはよくやってくれてる。ただ...)

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立花side

咲也・真澄・万里・紬
『Aちゃん(ミサ)について知ってること？』

立花『うん。Aちゃんについては紬さんから色々聞いたんだけど、もっと知っておかなきゃいけないと思って。』

万里『そりゃあそうかもしれねーけど、急にどうして...』

左京『おかしいと思わないか？』

万里『おかしいって何が？』

左京『アイツは演劇自体が嫌になっんだろ？なのに演劇に関わる照明の仕事は普通に出来ている。

だが、俺らの演技に関することは全く言わねぇ。

アイツは演技が上手かったんだろう？だったら普通は何か言うはずだと思わないか。』

紬『という事はAちゃんは演劇じゃなくて、演じる事に抵抗があるのかも...』

真澄『それでAの過去を知りたくなった...と。』

立花『人の過去を詮索するのは良くないと思うけど

知らないと行けない気がするの。』

咲也『とは言っても僕達は高校から一緒なだけですし...』

万里『過去って言われてもなぁ...』

？『その話、俺達が役に立てるかもよ。』