13＿どらげない気持ち ページ15
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『あ、レオリオさ、うわああ！？』
レオリオ｢？｣
レオリオさんを見つけたので、近寄ってみたらまさかの上半身裸。いきなり見てしまったもんだから思わず手で目を覆う。いや、男性の体は耐性ついてないだけであって意識してるわけではないんだ、
『あ、クラピカちゃん！お疲れさま』
クラピカ｢あのな、A、私は…｣
クラピカちゃんが何かを言いかけようとしたその時、ちょうど霧が晴れてきたのでそちらに目を向ける。目の前に広がったのは、森というか樹海というか…いや、湿原か。サトツさん曰く、ここはまだゴールじゃない。
｢ま、待ってくれ！｣
後ろから声がしたので振り返ってみると、ヘトヘトの状態で階段を上ってくる受験者。でも、容赦なくシャッターがゆっくり下りてくる。あと一歩踏み出せば間に合う、けどもう彼には体力がない。
｢姉ちゃん、頼む！た、助けてくれ…！｣
私が近くに行って手を差し伸べれば、脱落せずに済む。この人も、もしかしたら何かしらの事情や理由があってハンター試験を受けたんだから、
キルア｢やめとけよ｣
キルア君に腕を掴まれる。その間にシャッターは閉まってしまった。行動の意図が読めずに眉をひそめると、キルア君は目を閉じながら口を開いた。
キルア｢仮に今の奴を引っ張り上げても今からまた走るんだ。そんな余裕、そいつには無いだろ｣
『う、うん…そうだけど…』
それでも、目の前で助けを求めた人に何もしてあげれなかったなんて、見て見ぬふりをしたも同然だ。何だか、やるせないな…。
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ごりごーりら(プロフ) - すっっっっごく面白かったです！続き楽しみに待ってます！頑張ってください( ﾟдﾟ) (2021年3月14日 22時) (
レス) id: c725358c65 (このIDを非表示/違反報告)
⌒(ё)⌒ - 面白いです！いっぱいちゅき (2018年6月5日 7時) (レス) id: 0a4623d944 (このIDを非表示/違反報告)
ねこ - 分子の塊さんのギャグ(?)が毎回面白くて笑ってしまいます！ギャグのセンスありますね！あと、楽しみすぎて読みながらついつい口元がゆるんで、ニヤニヤしながら見てしまいます！これからも頑張って下さい！ (2018年2月23日 15時) (レス) id: 499a4f2fb5 (このIDを非表示/違反報告)
分子の塊(プロフ) - 白黒刀さん» いえいえ、コメントくれただけでも嬉しかったです！！ (2018年2月8日 2時) (レス) id: a6b75a10d5 (このIDを非表示/違反報告)
白黒刀(プロフ) - 返信ありがとうございます、こっちの勘違いでした！ (2018年2月8日 2時) (レス) id: e67fdbc45a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：分子の塊 | 作成日時：2018年1月31日 13時
