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#05 ページ5

「神威…」



「ん?」



「おもいんだけど」



神威を引き止めたはいいが、まったく仕事をしようとしない



それどころか、後ろから私に抱きついて仕事の邪魔をしてくる



「ねえ、Aもそんなことしてないで俺をかまってヨ」



そんなこと、って…



「誰かさんが仕事しないせいで、私の仕事が増えたんだよ」



「あ…」



いい加減、反省くらいしてほしいものだ



「ね?だから仕事して?」



「…………」



「神威…?」



いきなり無言になった神威が心配になり、顔を覗きこむ



「そっか…そうだよネ、ごめん…」



「…え」



反省、してる…?



「…わ、!」



いきなり神威のほうに引き寄せられ額にキスされた



「…ごめん、ありがと」



びっくりしすぎて声すらでない



「充電……これで頑張れるヨ」



そう言って優しく微笑む神威



「う、うん…頑張ろっか…」



かっこよすぎ、なんだよなぁ…

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作者名:及川 妃菜 | 作成日時:2019年9月10日 1時

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