5day ページ5
その日の服装はとても迷った。
アメリカには制服がないらしく、この学校も例外ではなかったから。
大和撫子のようにおしとやかにしといた方がいいだろうか、それともここの人達みたいにハジケた方が受け入れられるのだろうか。
迷ったあげく赤いニットに白のスキニーという、前にマネキンに着せられていたものをそのまま買ったコーディネートにした。
髪は…適当に下ろしておこう。
真っ黒だし珍しいかな。
「…うし」
どうか話しかけてくれる子が居ますように。
「いってきます！」
母「いってらっしゃい」
街を歩いているとそんなに珍しいのかと思うほどジロジロと髪や顔を見られた。
少々気まずい中音楽を聴いて必死にやり過ごし、あの大きい門をくぐる。
生徒の顔をチラチラ見ていると、あんな小さいのもいれば雑誌に載れそうな大人っぽい子まで様々。
そっかアメリカは小中高一貫だっけ。
ってことはあたしは…高2の17で…11年生？
「…11年生」
日本じゃ聞かない響きの言葉になぜか笑えてしまった。
「Hey!girl」
笑ってたのを不審に思われたかと思い慌ててニヤケを隠した。
あたしを呼んでいるのは…ザ・アメリカの男子。
「me?」
「Yesyes. Are you Japanese?」
気を使ってくれてるのか簡単な文法で話してくれる。
ってかやっぱりコッチはフレンドリーだなぁ…
「Yes. Nice to meet you.」
「Wow…you are beatiful!」
は、と軽く固まった時。
あたしは軽くその人にハグされてほっぺにキスされた。
「bye!」
あぁ…これ、これ普通なんだよね…
文化違いすぎて慣れないかも…
早くも不安な一日が始まった。
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maya(プロフ) - 英語…間違いだらけ…… (2022年7月31日 17時) (
レス) id: 4e98d705d0 (このIDを非表示/違反報告)
カジャリア(プロフ) - さくらさん» 夜遅くても朝早くてもいつでもwelcomeです。そうですね〜…私もその後を書くか迷ってます… (2018年1月24日 7時) (レス) id: 8e6c7311c0 (このIDを非表示/違反報告)
カジャリア(プロフ) - 光さん» 妄想力が強ければ何でもできます← (2018年1月24日 7時) (レス) id: 8e6c7311c0 (このIDを非表示/違反報告)
さくら - こんばんは(*^^*) はじめまして。 夜遅くにいきなりすみません...。 物語一気に読んじゃいました。 物語完結していますが...。 その後の2人が気になります。 (2018年1月24日 2時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
光(プロフ) - 妄想をここまで綺麗に簡潔に文にできるのすごいです！ (2018年1月23日 23時) (レス) id: 6dcd1e62c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カジャリア
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kajya1734
作成日時：2018年1月8日 16時
