男性恐怖症の私が株式会社Ｓに入り、また、一から……やり直します…。

第257話 ほほう…。 ページ30

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したに行って、水を飲みにリビングに行くと、もうみんなは起きて朝食を取っていた。

蒼井｢おはようございます！｣

中村｢お、おはよー！蒼井君今日休みだっけ？｣

蒼井｢あ、はい！｣

中村｢まぁ、記憶戻ってそうそう仕事はね…｣

蒼井｢えへへ…｣

中村さんと話していると、社長が来た。

佐藤｢翔太ー！明日からのスケジュールねー！｣

蒼井｢ありがとうございます！｣

佐藤｢Aちゃんの分も渡しといて！…まだ寝てる？｣

蒼井｢多分…｣

佐藤｢そっか。んじゃねー！｣

スケジュールを渡すと、社長は七瑠のところに行った。

宮野｢んで、蒼井君昨日の晩…シたの…。｣

蒼井｢！？なｯ…！｣

宮野｢あれあれ？顔が赤いぞ？｣

蒼井｢ｯ〜〜〜！｣

宮野｢ほ、ほんとにシたの！？｣

蒼井｢…はい…。｣

今思い出すと恥ずかしい…。ホントに…そのまましてしまうなんて…Aが心配…。

達央｢ほほう…。翔太も大人になったね〜！｣

森久保｢いやいや、元から大人だろ！？｣

前野｢うん…まぁ、でも、いいんじゃないかな？人それぞれだし…。｣

皆さんの視線が痛い…。

下野｢これからが楽しみ！｣

谷山｢うんうん！｣

鈴村｢2人の子供、絶対可愛いかかっこいい子に育つで！｣

諏訪部｢確かに、美形揃ってるしね…。｣

鳥海｢若いって…いいねぇ…｣

寺島｢鳥さん…悲しい事言わないで…。｣

蒼井｢は、恥ずかしい……。｣

周りにはうたプリ声優の皆さんが集まってきていて…。いろいろと昨日の事を聞かれた…。その時、僕はふと、あるものが目に入った。

蒼井｢…？下野さん、その首の赤いのなんですか？｣

下野｢へっ！？え、いや…そのｯ…！｣

谷山｢あぁ〜！俺がつけたキスマーク。｣

蒼井｢…え…｣

下野｢詳しくいえば、紀章さんが茉莉花に迫ってたからかばったんだよ…そしたらつけられた…。｣

蒼井｢それは…ドンマイです。そういえば、茉莉花ちゃんと下野さん、付き合ってるんですか？｣

下野｢えっ！？｣

あれ？違う？

宮野｢そう見たい。昨日下野さん茉莉花に告ってたし。｣

蒼井｢…わぁお…。｣

下野｢ちょっと！！｣

鈴村｢ていうか、蒼井君、ここにいても大丈夫なん？Aちゃんとこ戻らなあかんとちゃう？｣

蒼井｢あぁ！そうでした！！行ってきます！！｣

僕は水を一口飲んで、また部屋に戻った。

蒼井｢ただいま…｣

貴｢…。｣

返事がない…。

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