第223話 目が覚めた時…。 ページ43
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ある日、僕は目が覚めた。いろんなくだや、呼吸器がつけられてとても動きにくかった。横に目をやると、涙をためて僕を見る、一人の女の子がいた。
…ここは…どこだ…？
…僕は、誰…？
そして、君は、誰…？
蒼井｢ねぇ、
君、
誰…？｣
僕はそう聞いた。
すると彼女は、少し悲しそうな顔をして自己紹介をした。
名前はAA。どこか、懐かしいと思う名前だった。
僕らどうやら、交通事故にあって記憶をなくしたらしい。
その後医者や看護師が来て、その子は返された。
蒼井｢Aさん！…また、来てくれるよね…？｣
どうしてこんなことを言ったのか、わからなかった。でも、君のことを知りたいと思ったんだ。
それから何日か、Aさんは僕のところによく来てくれた。自分の失敗談や、面白い話、いろんな話を聞かせてくれて、とても嬉しかった。
Aさんの笑顔はとても眩しくて、心のどこか、暖かくなった。
貴｢今日は帰るね！また今度！｣
蒼井｢うん！またねー！｣
そう言ってお決まりのセリフを言って帰っていく。Aさんがいなくなった、僕ひとりの病室は、花が消えて、光がなくなったかのように静まり返る…。早く、次、来てくれないかな…。
そして、その3日後…
貴｢翔太兄！｣
いつものように元気よく扉を開けて僕の名前？を呼んで来た。
貴｢今日は翔太兄に会いたいっていう人を連れてきたよ！｣
…会いたい人…？僕に…？
すると、中に十数名の人が入ってきた。
その中の女性が僕に話しかけてきた。
佐藤｢こんにちは…。｣
蒼井｢こ、こんにちは…？｣
誰なのだろうか…？僕は助けを求めるようにAさんを見た。
すると、僕達の事務所の社長だと聞いた。…事務所…？…僕は、何の仕事を…？
僕は、聞いた…。返ってきた答えは、意外なものだった。
声優…。キャラクターに声という命を吹き込む仕事…。…声…。そんなの、嘘だ…。だって、僕は、この声が嫌いなんだ…！昔、その事でいじめられていた描写が浮かぶ。どうして、ここの部分だけ…覚えてるの…？ぼくの家族は？僕の友達は…？僕の好きな街は…？何も、わからないのに…！どうしてここだけ…。
それをうまく飲み込むことが、僕にはできなかった。
すると、事務所の社長？さんがみんなを外に出し、僕に向き直った。
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一松大好き - しょうたんが記憶を無くして「誰？」と言うところが泣きそうになりました。 (2016年8月17日 6時) (
レス) id: 947c26b20a (このIDを非表示/違反報告)
あやめ(プロフ) - すごく、泣けます(。´Д⊂) 楽しみに待ってます！ (2016年4月5日 18時) (レス) id: e291531201 (このIDを非表示/違反報告)
蒼い鳥 - 続きがものすごくきになります！しょうたんが早く記憶お取り戻して欲しいです (2016年4月4日 18時) (レス) id: e725e1b045 (このIDを非表示/違反報告)
蒼井藍(プロフ) - もうすでに泣いてるのですが(´ ; ;`) 涙腺が･･･しょーたんはやく記憶取り戻して！！ 更新がんばってください！ (2016年4月3日 23時) (レス) id: 3b9b9f7ca2 (このIDを非表示/違反報告)
蒼い鳥 - なんか、しょうたんが元気でよかった！早く次がみたいです（≧∇≦） (2016年4月2日 22時) (レス) id: e725e1b045 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：最先端の消しゴム | 作者ホームページ：
作成日時：2016年3月9日 17時
