男性恐怖症の私が株式会社Ｓに入り、また、幸せを逃しそうです。

第193話 賢章編、いったん終了 ページ13

俺がそう言うと、定員さんは笑顔で周りの人に…

定員｢皆さ〜ん！ここに、新たなカップルが生まれましたー！おめでとうございます！！！｣

と言った。

賢章｢え！？｣

佳美｢ちょっ！？｣

すると、周りから盛大な拍手が舞い起こった。

賢章｢こ、これは…恥ずかしい。｣

定員｢このパフェは、恋人限定…そして、ここで恋人になった人には、無料でご配りしています！｣

どんなサービスだよと思った。でも、

佳美｢うわぁぁ！美味しそう！｣

すごく幸せそう佳美ちゃんを見てると、俺も幸せになった。
___________________

賢章｢って言うことがあったの。｣

蒼井｢ぎこちないね…｣

賢章｢しょうがないじゃんか…口が滑ったんだから。｣

蒼井｢でも、付き合うことになったんだから結果オーライだね！｣

賢章｢うん！｣

僕達2人はわらいあった。

蒼井｢はあ〜。幸せ、だなぁ…！｣

賢章｢そうだね…続けばいいけど…。｣

蒼井｢何言ってるの！続くに決まってるでしょ！｣

賢章｢うん！そうだね…！｣

最後、賢章君は悲しい顔をした。
___________________

なんとなく、嫌な気がした。




しょーたんがいなくなる…。



何故か、そう思った。



これが…まさか…当たって…




僕の前からこの天使の笑みが消えるなんて…





今の俺には…




わからなかった。

第194話 誰か…聞いて…私の気持ち。→←第192話 ぎこちない。

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す