検索窓
今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:67,510 hit

第141話 翔太の弱さ。 ページ6

貴「…ごめんなさい…。」

蒼井「別に、平気だよ。僕は沢城さんに嫌われて当然なことをした。Aにも、本当は合わす顔がないと思ってた…。」

貴「翔太…。」

蒼井「…ごめんね…。」

翔太は泣きながら私に抱きついた。

蒼井「ほんとに、ごめん…。」

貴「…もう!泣かないの!いい大人が!昨日2人でさんざん泣いたでしょ?」

蒼井「…ぁ…。うん…。」

一生懸命に涙を拭き取っているが…。

蒼井「あれ…?止まらない…止まらないよぉ。!どうしてッ…!昨日あんなに泣いたのにッ…!」

貴「…。」

私は翔太のほほに手を伸ばし、涙を拭き取った。

蒼井「…!…ごめん…。本当はぼくが君の涙を拭き取らないと行けないのにね…。」

翔太はより一層私の抱きしめる力を強めた。

貴「そんなことないよ…?」

蒼井「…もう!そんな事言ったら、甘えたくなるじゃん!…バカ…。Aの前ではかっこよくいたいのに!」

貴「いいよ。翔太は充分かっこいいじゃない。」

蒼井「…うっ…!くっ。!うぅッ…!」

翔太は私の肩に顔を埋め、声を殺して泣いた。
扉の方を見ると、みんなも空気を読んだのか、誰もいる気配がなかった。

第142話 ちょっとカオスなメンバー→←第140話 大切な話。



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (55 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
134人がお気に入り
設定タグ:株式会社S , 蒼井翔太 , 最先端の消しゴム   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

- ヤバイ!コレオモシロイ!コレサイコー!w (2016年4月17日 11時) (レス) id: 8d984b656c (このIDを非表示/違反報告)
アリス - 最先端の消しゴム(−_−;)さん» しもんぬも萌えだ!!妄想力がある人は羨ましいな〜♪→そんな事ないよ〜ただ早くできただけ〜w結構作詞向いてるみたいwww大体20〜30位で出来る時もあるし、2〜3時間かかる事もあるよ〜♪ (2016年3月6日 16時) (携帯から) (レス) id: e58d3e2c1e (このIDを非表示/違反報告)
最先端の消しゴム(−_−;)(プロフ) - アリスさん» 萌えでしょ!!ただのうちの妄想www おお!速っ!凄いね〜! (2016年3月5日 20時) (レス) id: ce180c9265 (このIDを非表示/違反報告)
アリス - ネコメイドしょーたんか〜♪完全に萌えだ…→あと誕生日にアップする詩…出来上がったよ〜♪←早すぎwちゃんと誕生日にアップするねwww (2016年3月4日 12時) (携帯から) (レス) id: e58d3e2c1e (このIDを非表示/違反報告)
あやめ(プロフ) - しょーたん、かわいいのにカッコいいです( 〃▽〃) (2016年3月2日 21時) (レス) id: e291531201 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:最先端の消しゴム | 作者ホームページ:   
作成日時:2016年1月9日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。