男性恐怖症の私が株式会社Ｓに入り、やっと幸せに出会いました。

第177話 コメントには… ページ46

蒼井｢うわぁ…。皆、ありがとう！｣

貴｢…。｣

私はコメントを見て、唖然とした。

だって、コメントには…

『お幸せにー！』

『しょーたんAちゃんの事泣かせんなよー！』

『これで夫婦けっていだね！』

というコメントばかりだったから…。

もちろん、反対の人もいた。でも、それよりも応援してくれる人がいることに涙が溢れた。

貴｢皆さん、ありがとうございます！｣

またコメントがざわつく…。

『あー！泣いたー！しょーたんが泣かせたー！』

『しょーたん、泣かしたあかんやろ！』

蒼井｢ちょっと！僕何もしてないでしょ！？｣

『やーいやーい！しょーたんが泣かせたー！』

『あ、そうだ！二人キスしてよ！』

貴｢へっ？｣

『キス！キス！』

『キス！キス！』

こ、これは…。

蒼井｢…A。｣

貴｢ん？｣

翔太に呼ばれて翔太の顔を見ると、同時に唇に何かが触れた。

え…。もしかして…。

蒼井｢…。｣

私、今キスされてる！？

蒼井｢…ご馳走様♡｣

貴｢なっ！？｣

唇を話した翔太の顔は、Ｓっけ満載のくろ〜い顔をしていた。

自分でも、頬が赤く染まっていくのが分かる。
は、恥ずかしい…。

コメントでは、

『ホントにしたー！』

『照れてる！可愛い〜！』

などの声が上がってました。

それから私は元に戻され、今度こそ｢夜も蒼井翔太｣が始まった。

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