第74話 朝の…うんまぁ、よくあるヤツ← ページ32
そして朝…。
蒼井さんより早く起きた私は昨日みたいに散歩しようと部屋を出たんだけど…。
なんか、知らない外国人の人に止められました。
…ハイ…。
何喋ってるかわからないし。怖いんだけど。図体でかいし。
私が戸惑ってると後ろから通訳の人が来てくれた。私が困ってるのを察して来てくれたみたい…。(ちなみに女性で、散歩をしていたらしい。)
貴「すみません。ありがとうございます!」
通訳の人「いいえ。では!」
貴「はい!」
そろそろ戻らないと、蒼井さん心配するかも…。
私は昨日より早くホテルに戻った。
貴「ふぅ〜ただいま〜…。」
まぁ、寝てると思うから返事は帰ってこな…
蒼井「おかえり〜。」
…おうふ。
そこにはくぅろぉ〜〜い顔で笑ってる蒼井さんの姿があった。
さてどうする?
1、逃げる
2、言い訳をする
3、素直に捕まって怒られる
いや、これは…
1でしょ!
私は逃げようと、またドアノブに手をかけた。
蒼井「あれ〜また行くのかな〜。散歩〜。」
あ、ヤバイヤバイヤバイすんごい黒いオーラが…。
貴「い、いや、その、えっと〜…。」
私が言い訳を探していたら腕を思いっきり握られ、部屋の奥に引きずり込まれた。
蒼井「全く。君はほんとに危なっかしいんだから!!」
貴「す、すみません…。」
蒼井「散歩行くんだったら僕のこと起こして!」
貴「は、はぁ…。」
蒼井「すんごい心配したんだから!!」
うっわ…。過保護だー…。
蒼井「何…?過保護だなぁとか思った?」
うっ…鋭い…。
貴「い、いえ…。そのようなことは何一つ、思っておりません。」
蒼井「ほんとに?」
貴「はい。」
蒼井「そっか。じゃあ…。A、こっち向いて?」
貴「え…。」
蒼井さんの方を向くと蒼井さんがキスをしようと私に迫っていた。後5cm…。 3cm…。 後…。1cm…。
「Aー!ミーティン………グ…。」
蒼/貴「!?」
キスをしようとしていた時に、部屋に入ってきたのは…
貴「み、みゆき姉!!??」
沢城「あー、えっと〜……。うん。なんか…いいとこを邪魔したみたいで…すみません。」
そう言って駆け足で部屋を出ていこうとした。
貴「ちょっと待ってよ!みゆき姉!」
沢城「あー、はいはい。私のことはいいから!ごゆっくり続きをどうぞ!」
そう言って部屋を出て行った…。
どうしよう…。最悪な場面を見られてしまった気がする…。
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一松大好き - 男性恐怖症の私が株式会社Sに入り、今度はもっと大勢の人と暮らすことになりました・・・。の第59話 事件発生!蒼井翔太氏が・・・。の中での出演声優さんの会話がコントみたいで、とてもおもしろいです。 (2016年8月17日 2時) (レス) id: 947c26b20a (このIDを非表示/違反報告)
最先端の消しゴム(−_−;)(プロフ) - アリスさん» ありがとうございます!!まだまだ書く予定なので、よろしくお願いします!! (2015年12月14日 21時) (レス) id: 09bde4130d (このIDを非表示/違反報告)
最先端の消しゴム(−_−;)(プロフ) - ココア/保登心愛さん» はーい!続編行きます!!これからも応援よろしくお願いします!! (2015年12月14日 21時) (レス) id: 09bde4130d (このIDを非表示/違反報告)
最先端の消しゴム(−_−;)(プロフ) - サナナさん» ありがとうございます!!d(ゝω・´○) がんばります!! (2015年12月14日 21時) (レス) id: 09bde4130d (このIDを非表示/違反報告)
アリス - こんにちは(≧∇≦)アリスです♪すごい!!続編ですか♪このシリーズが続くと知ってうれしい限りです!!これからも応援させていただきます!! (2015年12月14日 5時) (携帯から) (レス) id: e58d3e2c1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:最先端の消しゴム | 作者ホームページ:
作成日時:2015年8月18日 12時