イケメンヤンキーは、実は女の子でとても美人！！

24 ページ25

12月ー…
北風に聖夜の気配も色づく頃

『やっべ！図書室に長居しすぎた…』

南校舎の最上階
北側廊下つきあたり

あいつら…何かとビビることしでかすからなぁ…
まぁ…慣れてきたから
そう簡単に驚かねぇけどー…

ガチャ
『遅れまー…』
ホスト部ーハ)｢｢いらっしゃいませ♡｣｣
扉を開けると
さこは南国でした

『…』
マジかよ…

光)｢なんだ…優夜か｣

『えっと？
暦によると今は12月中旬なんだよな…』

環)｢ふふん！！
冷気を恐れコタツに縮こまるなど
ナンセンス！！！
この完璧な空調設備は何の為だ？｣

…結局暖房はいってんじゃねぇかよ

環)｢良き男は着膨れなどして
美しい肢体を隠してはならない！！
冬こそ凍える仔猫達を
暖かな南国オーラで迎え入れる…

まさに紳士の振る舞いだろう？｣

別に普通にあったまれるだろ…
暖房付いてんだから…
南国オーラとか要らねぇよ

むしろ邪魔だろ…

環)｢そして12月と言えば
我々が最も輝く大イベントが待っている！！

クリスマスパーティーだよ！優夜！｣

『クリスマス…パーティー…』

25→←23〜光〜

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す