第六章 ページ41
貴方side
貴「あった！」
訓練が終わった後なくしたお兄ちゃんとお母さんの形見のお守りを探していて基地の廊下の隅で見つけホッとしてそれを拾い上げる
貴「あったよ、アイ君！」
少し離れた場所で一緒に探してくれていたアイ君に声をかけると駆け寄ってくる
チカチカと嬉しそうに光るアイ君を肩にのせ、立ち上がるとどこからか歌声が聞こえてきた
貴「……美雲さん？」
歌声の聞こえる方へ歩いていくとある部屋で美雲さんがあの歌を歌っていた
貴「その歌……風の歌い手の……」
美「ついね。だって気になるじゃない。歌声からほとばしる命の輝き」
美雲さんは悪びれるようすもなく言った
美「不思議ね。あなた達からは何も感じないのにね」
その言葉に私は胸を突かれた
貴「え……？」
美「確かにあなたからはお兄さんや、故郷、色んな物への強い思いがある。でもその程度ね」
裸喰娘娘に戻るといつにもまして賑わっているみたいだった
「な〜んか混んでるね」
「街も随分賑わってたし」
「軍需景気というやつでしょうか」
「そう言えば売り込みいっぱい来てたっけ」
「戦争でお金儲け……何か嫌」
「ま、人のこと言えないんだけどね」
皆が不穏な話をしている中、私はハヤテとフレイア、チヤックさんとマキナさん、レイナさんと話していた
ハ「たくメッサーの奴やな感じだぜ！」
チ「昔は説教すらなかったけどな。こっちがミスしてもじーっと睨んで終わり」
ハヤテの愚痴に酒の入ったチャックさんも話に加わる
レ「じーっとり。ぞくぞく」
ハンモックに座ったレイナさんの言葉は私の気持ちをより沈ませた
貴「……あの目で何も感じないと言われるとね……」
フ「A……」
私から事情を聞いていたフレイアは心配そうに私を見た
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リマ(プロフ) - レッドテールさん» この作品を参考にして作品を書いてもよろしいでしょうか？ 感動するの作品なので・・・ (2018年10月12日 17時) (
レス) id: a9e4616003 (このIDを非表示/違反報告)
レッドテール - マタタビさんコメントありがとうございます！この作品を好きだって言ってくれてとっても嬉しいです！夏休みに入ったので頑張って更新していきます！これからもよろしくお願いします！ (2017年7月21日 11時) (レス) id: 1fd051a143 (このIDを非表示/違反報告)
マタタビ - こんばんはー！マタタビです！私この作品好きです！頑張ってください！ (2017年5月30日 20時) (携帯から) (レス) id: 4efe3cb1c0 (このIDを非表示/違反報告)
ジン(プロフ) - 待ってましたー！ (2016年7月26日 20時) (レス) id: d437bf2317 (このIDを非表示/違反報告)
レッドテール - やっと更新出来るようになりました！長い間お待たせしてすみません！これから頑張ってアニメに追い付こうと思います！期待に添えるよう頑張るのでこれからも宜しくお願いします！ (2016年7月25日 14時) (レス) id: 083304ccc8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レッドテール | 作成日時：2016年5月6日 17時
