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第一章 ページ4

ハヤテside



慌てて二人で後を追いフェンスに追い詰められていたフレイアをワークロイドで救出した


やっと裏路地に逃げ込み窮地を脱する

面倒事が嫌いな俺はこれで最後だとばかりにいい放つ


ハ「輸送船ならツテがあるからさっさと星に帰れよ」


それでも「帰らん!」と言い張るフレイアを置いておき次にいつの間にか高い柱に座っていたAを見るとAも笑って言った


貴「私もお兄ちゃんを見付けないといけないから」


ハ「でも、お前……」


そう言おうとした瞬間、柱が嫌な音を立てて折れた


座っていたAは下に真っ逆さまに落ちていく


ハ「Aっ!」


フ「だ、大丈夫かねぇ!?」


ドスンと音がなり痛みが走る


ハ「いって……」


ゆっくりと目を開けると目の前には地面を背にし少し頬を紅潮させたAの姿


貴「あ、ありがとう」


Aはお礼を言うとゆっくりと上にいる俺の頬に手を寄せ……


「動くな!」


唐突に大声が聞こえ振り向くと女がこちらに拳銃を構えていた


「このっ……変態!」


女は勢いよく俺の腕をねじりあげ大声で叫んだ


「密航犯確保!」


ハ「!?ち、ちが…」


「じゃあ婦女暴行犯とでも呼ばれたい!?」


慌てて弁解しようとするが畳み掛けられる


フ「あゎゎゎ……はい!密航犯は私です!」


その様子に見るに慌ててフレイアが大声で自白してしまった


「すみませんでしたっ!」


腰を90度に折り曲げ謝罪した女はΔ小隊のミラージュと名乗った

偶然港に居合わせていたらしい


ミ「本当になんとお詫びすれぱよいか……」


Δ小隊と聞いて興奮しているフレイアを他所にミラージュは困った顔をした

その時


フ「!」


ハ「これって……」


貴「歌……?」


突然歌声が聞こえ地面が揺れ始めた


ハ「おい、何が始まった」


誰かと連絡を取っていたミラージュに問うと緊迫した表情で教えくれた


ミ「ヴァールが発生しました。これからここは戦場になります」


するとAは弾かれたように来た道を走り出した


ハ「A!?」


咄嗟に腕を掴み止まらせる


ハ「どこ行く気だよ」


貴「機体を取りに行く。私も戦うから」


ハ「でも」


貴「お願い行かせて。お兄ちゃんの時も私が行かなかったから色んな人が傷ついた。同じ事はしたくないの」


さっきの生い立ちを聞いてしまった俺は思わず手を放してしまった


貴「ありがとうハヤテ」


Aはそう言い残すと走って行った

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設定タグ:マクロスΔ , ハヤテ・インメルマン , 恋愛   
作品ジャンル:アニメ
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リマ(プロフ) - レッドテールさん» この作品を参考にして作品を書いてもよろしいでしょうか? 感動するの作品なので・・・ (2018年10月12日 17時) (レス) id: a9e4616003 (このIDを非表示/違反報告)
レッドテール - マタタビさんコメントありがとうございます!この作品を好きだって言ってくれてとっても嬉しいです!夏休みに入ったので頑張って更新していきます!これからもよろしくお願いします! (2017年7月21日 11時) (レス) id: 1fd051a143 (このIDを非表示/違反報告)
マタタビ - こんばんはー!マタタビです!私この作品好きです!頑張ってください! (2017年5月30日 20時) (携帯から) (レス) id: 4efe3cb1c0 (このIDを非表示/違反報告)
ジン(プロフ) - 待ってましたー! (2016年7月26日 20時) (レス) id: d437bf2317 (このIDを非表示/違反報告)
レッドテール - やっと更新出来るようになりました!長い間お待たせしてすみません!これから頑張ってアニメに追い付こうと思います!期待に添えるよう頑張るのでこれからも宜しくお願いします! (2016年7月25日 14時) (レス) id: 083304ccc8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:レッドテール | 作成日時:2016年5月6日 17時

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