第三章 ページ18
ハヤテside
ハ「今日という今日は……ヘックシ!逃がさねえ!」
ミラージュに負け続けの飛行訓練以外をサボリ続け、例のウミネコ『ボス』と争うこと早数日、今日こそは捕まえるとハック、ザックと追いかける
走りながらTシャツを脱ぎ捨て水中呼吸器を取り付けて海に飛び込んだボスに続く
そのまま追いかけるが水の中のウミネコは陸よりもスピードが増す
チャ「なんとぉー!」
今回も俺達は見事なウミネコターンでアイツに逃げられた
ハ「あのウミネコやろう……」
海から上がり砂浜に寝転びながらボスへの不満を呟く
チャ「もう少しだったのにな」
ミ「なにがもう少しだったんですか?」
チャックの言葉に質問をした声の主を探すと頭のすぐそばで鬼の形相をしたミラージュが仁王立ちしていた
チャ「ええと……あ!クラゲの神様が俺を呼んでいる!あとはよろしく!!」
「トウッ」とミラージュを恐れて海に逃げ込んだチャックを「きたねぇ……」と恨めしく思う
ハ「……別に良いだろ。飛行技術には出てるんだし」
渋い顔のミラージュに起き上がりながら言い訳する
ミ「それだけじゃ足りません」
ハ「Δ小隊の仕事はワルキューレの護衛で戦闘じゃないって聞いてるけど」
そう聞くとミラージュは勢いよく捲し立てた
ミ「それでも戦闘になるんです。アル・シャハルでも見たでしょう。私達が飛ぶのは戦闘の空。その覚悟がないのなら隊から出ていきなさい!」
ミラージュは俺にそう強く言い放った
ハ「あんたそれで飛んでて楽しいのか?」
真っ直ぐ目を見て聞くとミラージュは何を言っているのかわからないという顔をして言った
ミ「楽しい?私は戦士。守るために飛ぶ。それだけです」
ハ「……ふーんそっか。分かったよ」
俺は明らかに違う考えのやつと感じてそのままそこから去った
ミ「……」
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リマ(プロフ) - レッドテールさん» この作品を参考にして作品を書いてもよろしいでしょうか? 感動するの作品なので・・・ (2018年10月12日 17時) (レス) id: a9e4616003 (このIDを非表示/違反報告)
レッドテール - マタタビさんコメントありがとうございます!この作品を好きだって言ってくれてとっても嬉しいです!夏休みに入ったので頑張って更新していきます!これからもよろしくお願いします! (2017年7月21日 11時) (レス) id: 1fd051a143 (このIDを非表示/違反報告)
マタタビ - こんばんはー!マタタビです!私この作品好きです!頑張ってください! (2017年5月30日 20時) (携帯から) (レス) id: 4efe3cb1c0 (このIDを非表示/違反報告)
ジン(プロフ) - 待ってましたー! (2016年7月26日 20時) (レス) id: d437bf2317 (このIDを非表示/違反報告)
レッドテール - やっと更新出来るようになりました!長い間お待たせしてすみません!これから頑張ってアニメに追い付こうと思います!期待に添えるよう頑張るのでこれからも宜しくお願いします! (2016年7月25日 14時) (レス) id: 083304ccc8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:レッドテール | 作成日時:2016年5月6日 17時