【歌い手】魔法使いと4人のゴースト海賊【浦島坂田船】

魔法12 ページ14

♔ーーーーーーーーーー♔

うらた「はい、これ。」

『あ、ほんまにええん？』

うらた「全然構わないけど……じゃあ戻るわ」

そう言って戻って行った

脱衣場で渡された服を見てみる

へぇ…

ちょっと可愛い…w

少し大きいかもな、それにジャージっぽい

てかこれこの服だけでちょうど上半身隠れるやん、私ってちびやな…←

とりあえずこの上と今はいてる短パンで過ごすか

『んしょ…』

ブラウスを脱いで短パンも脱ぐ

『あー、…ちょっとアザできてる』

多分あの時のだ、そのハナを離す時

痛くないしいっか

あ……下着、使い回し…しなきゃやん

とりあえず下着も脱ぎ、眼帯もとってお風呂へ

『いい湯加減やね』

お風呂に浸かる。

ふぅ、とため息をつく

今日あったことを考える

ここの4人ってほんとに人気なんやね…

私、世間知らずやなぁ

そういえば、ハナはちゃんと家に戻れてるかな

泣いてたりしないかな。大丈夫かな

お母さんとか心配してないかな

ていうかうらたさんって優しいんやなぁ

そろそろ洗わなきゃ

・


・

最後に少しだけ浸かって上がる

タオルをとりあえず巻く。ここで誰かに入られたらほんとに殴りそう←

『……ん？』

坂田「あ"ー！隠れるとこない！どーしよ！」

え？

かくれんぼでもしてんの？

え？

ガチャ

『……は？』

見られる

その、タオル巻いてるけど裸を見られる恥ずかしさプラス、目のことを見られるのが怖い

坂田「まだ上がってないやろ……今だk…あ…A…？目…」

『……やっ……う、うらたさん！！！』

1番信じられるうらたさんの名前を叫んだ

うらた「おい坂田！！なにしてんだよ！！Aがいるだろ！」

坂田「そ、そんなん分からんかったもん！隠れるとこなかったから……！」

体が冷えてくる

目が……

片目を片手で覆い隠す

センラ「どうしはりました？！」

志麻「坂田Aの裸みた？！なにしてんねん！」

坂田「ごめん！！」

うらた「今はいいからお前はあっち行け！」

とりあえず、すぐそばにあったマントを身につける

うらたさんがそばまで寄ってくる

そんな見ない人だし大丈夫そうやけど

……目が…

うらた「大丈夫？何もされてないよな？」

『……っ目…見られた……目が…』

うらた「……どうしよ……」

いつの間にか私の目からは涙が流れていた


ーーーーーー

よければこれも

【歌い手】王様ゲーム……ではなく王様ドッジなり

魔法13 うらたsaid→←魔法11

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す