魔法10 うらたsaid ページ12
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「馬鹿にされてたって……？」
『そのまんまなんやけどね。……片目だけ色が違うのが気持ち悪いってバカにされて、挙句の果てにはその目で見るな、なんて言われたりね』
それって馬鹿にされてた、じゃなくて、"いじめられてた"んじゃ……
『魔法使いなのに泣き虫だ、とか魔女の能力をそのまんま引き継いでるから怖がられたり…』
手元で眼帯をいじりながら話すA
『時には自分の魔法で死のうとしたりしたよ。やけど、できなかったんよね。お母さんがそんなこと魔法を乱用するなって』
「……あの、もう言わなくても…」
『泣いてばっかやったけどね。こうやって眼帯して、できるだけ魔法の力を抑えて。……そしたらいつの間にかなれちゃった』
悲しそうに笑うAの目には"涙"が浮かんでた
『17にもなって人前で泣くなんてあほやんね。ごめんね、そろそろ行くね』
立ち上がり涙を拭い無理やりな笑顔を見せたA
部屋から出ようとする俺は言葉より先に行動に出てしまっていた
「待って！」
咄嗟に無意識でAの手を掴んでいた
『え…』
「っ…泣きたかったら散々泣いていいから、溜めるだけ溜めたら余計辛くなるだけ。…その、俺が言うのもおかしいけど…」
『……はっ…なにそれ…意味わからへん…なんなんっ…』
突然気持ち悪いことを言った俺をそうやって馬鹿にするような言い方をするけど、実際はボロボロと涙を流していた
赤と紫の目から出る涙
「我慢すんな」
『っ…してへんわ』
嘘ばっかり
服で涙を拭い今度は本物の笑顔になった
『話、聞いてくれてありがとうね、うらたさんなら大丈夫やと思った。』
そう言って部屋から出た
「………不思議なやつ…」
そう呟いて俺も出た
ーーーーー
坂田「あー！うらさん！Aと何してたん？！」
志麻「ま、まさか！あんなことや…こんなこt『してるわけないやろ、警官のくせに変態』ごめんなさい」
Aの機嫌はとっくに晴れていた
よかった
てか化け猫として大丈夫なのか？これ
まぁいいや
坂田「センラお母さん、お腹すいたー！」
センラ「お母さんって呼ぶなや！もうすぐできるわ！」
『キョンシーってお母さんになれるんやっけ。てかほんまにお母さんやないの』
センラ「うん、そこじゃない。あとお母さんやない」
志麻「AA〜」
『うっさい変態警官』
なんやかんや、こいつらとも仲良くしてくれてるしいいか
ーーーーー
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赤坂 - 目の色が違うってかっこいいですね。（唐突）すごく面白いので無理しない程度に更新頑張って下さい!!! (2020年2月1日 10時) (
レス) id: bd128d24b1 (このIDを非表示/違反報告)
蒼空(プロフ) - おかえりなさい♪？？ 更新ありがとうございます？笑笑 無理のない程度にふぁいとですよ♪ (2018年5月26日 17時) (レス) id: b9f81f387d (このIDを非表示/違反報告)
柊木アミ(プロフ) - 四葉ゆうさん» あーそうかもです。デッキって表示でいいですかね。その名前が思い出せなくてw (2018年3月31日 7時) (レス) id: b1ef680daf (このIDを非表示/違反報告)
四葉ゆう(プロフ) - コメ失礼します。船の開けているところって多分甲板じゃないですかね？違ったらごめんなさい！上から目線失礼しました。更新頑張ってください！応援してます！ (2018年3月31日 7時) (レス) id: 9b32a0a8f9 (このIDを非表示/違反報告)
柊木アミ(プロフ) - Mocaさん» 大丈夫ですか？！() ありがとうございますっ！ (2018年3月28日 19時) (レス) id: b1ef680daf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柊木アミ | 作成日時：2018年3月13日 19時
