hysteric:13 ページ16
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「……疲れた…」
道路の真ん中に堂々の寝っ転がり、
そう呟くのは、他でもない私です。
さっきまで私と戦っていた第一世代は、もちろん私がやっつけ、
私は今 道端で休憩中なのです。
ヒステリックナイトはある程度の欲求を満たせば、
一般の第二世代と同じ状態になる。
まぁ、つまりヒステリック症状を少し抑えられる…、ということ
「…Aちゃん、」
「…よっーす…、Eveくん」
夜空を眺める私の顔を覗き込んだのは、
優しく微笑するEveくんだった
「お疲れ様…。もう大丈夫？」
「…うん、」
そう苦笑しながら答えれば、
Eveくんも私と同じように苦笑する
そのあと、顔だけを動かし辺りを見渡す
そして、Souくんがいないことに気づいた
そんな私の様子に気づいたのか、Eveくんは口を開く
「Souくんなら あそこにいるよ」
Eveくんは、行こう、と言って私に手を差し出す
私はそれに頷き、Eveくんの手をとった
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能力の使いすぎが原因か、体が今ものすごくダルい…
Eveくんに肩を貸してもらいながら、
Souくんの元へと向かう
Souくんの元へ着けば、
Souくんは焚き火の前で、
大きな岩によっかかり、片腕で目を塞いでいる
だから今、Souくんが今どんな表情をしているのかが分からない
「(Souくんも疲れてるのかな…)」
そう思ったあと、
Souくんの口元を見れば、Souくんは何かをボソボソッ…、と呟いていた
そんな彼の様子に、首を傾げた後、
EveくんがSouくんの名前を呼んだ
それにSouくんはピクっ…、と反応し、目を隠していた片腕を下ろす
「…おかえり」
「ただいま…」
少し様子のおかしかったSouくんに少し緊張を走らせたが、
「相変わらずの変態っぷり ご苦労さま」
「ん"ん"っ、それは貶してるのかな！？いいもん、褒め言葉として受け取っとくから！！」
「2人とも…(苦笑)」
心配した私が馬鹿だったらしい、
Souくんはいつも通りだ
そう思ったあと、
腹たった気持ちは、お腹がすいたという食欲に負け、
「帰ろっか」
Eveくんのその一言で、
私とSouくんは頷き、自分たちの帰る場所へと向かった
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「おもしろい子、見つけたわぁ…」
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ルア(プロフ) - あっ誤字ってました、世界じゃなくて世界観でした (2020年2月17日 21時) (
レス) id: 08270f95d9 (このIDを非表示/違反報告)
ルア(プロフ) - 世界物凄く好みです！こういう系のお話少ないので..更新作者さんのペースで頑張って下さい！楽しみに待ってます！そして、今後の展開が楽しみです！ (2020年2月17日 21時) (レス) id: 08270f95d9 (このIDを非表示/違反報告)
アヤノ(プロフ) - 更新とても嬉しいです！！こういう系統のお話が大好きなので見つけた時にきたっっ！！と確信しました← これからも無理せず更新頑張ってください (2020年2月16日 23時) (レス) id: 524cfd12c6 (このIDを非表示/違反報告)
omizu@中性(プロフ) - コメント失礼します。グヘヘ、世界観好みです、ウフフ←頑張ってください！ (2020年2月16日 22時) (レス) id: 0065c6f29f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：茜李 | 作成日時：2020年2月15日 14時
