一件落着 ページ6
「大丈夫？」
私が声をかけると、ハチはこくりと頷いた。
「助けてくれてありがとう。えっと……」
「Aだよ。これからよろしくね、ハチ君」
「Aちゃんか。よろしく」
ハチは薄く笑うと、すぐに心配そうな顔になった。
「そっちこそ、大丈夫？怖かったよね」
「怖いよー。でも困ってる人がいたら放っておけなくてさ」
「なんか、カッコイイね」
「ありがと」
私がにっこりと笑うと、後ろから男の声が聞こえた。
「A、俺はあそこで待っていろと言ったはずなんだがなぁ」
「あ、ノーティス先生」
「ハチも何でここにいるんだ？」
不思議そうな顔をして、
ノーティスはハチと私を交互に見つめる。
苦笑いをしているハチの代わりに私が口を開いた。
「不良に狙われてたんで私が助けてあげたんですよ」
「不良？」
「確かダブルエッグと…ヴィンテージとかいったかな」
「アイツらか…」
「有名なんですか？」
「ああ。ダブルエッグは遅刻常習犯で授業態度も悪いし、ヴィンテージは学校自体あまり来ないからな。困ったもんだよ」
「遅刻魔にボクは絡まれたのか…」
「ははっ、そうだな。ハチも今後気をつけろよ」
ノーティスが真面目な顔をして向き直る。
「それじゃあ教室に行こうか。すっかり遅くなったが」
「Aちゃんも同じクラスなんですか？」
「そうだ。ハチがとヴィンテージは先に知ることになっちまったな」
「ヴィンテージくんも同じクラスなんだ……」
「そうだ。とにかく行くぞ！生徒たちが待ってる」
ノーティスはにんまりと笑って、校舎を指差した。
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翡翠ユキ(なぜログアウトされた)(プロフ) - 突然来たメタ発言に笑ってしまった (2月27日 22時) (
レス) @page11 id: 785e1889ff (このIDを非表示/違反報告)
R - 煉獄、面白かったです。(´・ω・｀)様もお身体に気おつけて更新、制作頑張ってください。更新期待してます。 (2023年1月4日 20時) (レス) @page8 id: 0f383463f6 (このIDを非表示/違反報告)
( ´・ω・｀)(プロフ) - 月姫＠みのりさん» 煉獄の件は申し訳ないです！楽しみにしててくださいませ(*´ω`*) (2020年1月14日 16時) (レス) id: 4003c9bee8 (このIDを非表示/違反報告)
月姫＠みのり(プロフ) - わーいわーい新作だぁぁ！(今更)更新楽しみにしてます！ (2020年1月14日 9時) (レス) id: b127b8e62f (このIDを非表示/違反報告)
( ´・ω・｀)(プロフ) - アズキさん» 尊敬しますっ、姉貴ぃ！ (2020年1月12日 16時) (レス) id: 4003c9bee8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：(´・ω・`)しょぼん | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/list/syobon/
作成日時：2020年1月6日 12時
