22.FAKE ページ22
7月13日
私たちが付き合った日
そして今日は2年記念日
廉くんのお仕事が今日ははやく終わるらしくて
廉くんの家にお邪魔している
さっき電話であと1時間ぐらいで帰ると言っていた
今日はビーフシチューを作ってみた
『…廉くん喜んでくれるかなぁ』
と楽しみにしながら廉くんの帰りを待つ
｢A〜〜！ただいま｣
玄関から声がする
『廉くん！おかえりなさい』
ギューと廉くんはいつものように私を抱きしめる
永 ｢会いたかった〜｣
廉くんの香水の匂い、久しぶりだな
永 ｢ん、？A、痩せた？ちゃんと食べてるん？｣
あ……LIVEのツアー前で練習バンバン入って体絞ってるんだった
…それは言えないしなぁ
『え？私、痩せてる！？ちょっと最近､就活で歩き回ってるからかな〜？』
…これはある意味事実なので大丈夫、
永 ｢あんま無理しちゃあかんで、ちゃんとご飯は食べるんやで｣
ポンと頭を撫でる廉くん
その優しさが嬉しいけど、少しの罪悪感が生まれる
永 ｢今日はビーフシチューや〜！美味しそう｣
『ふふ、食べよ〜』
廉くんといただきますをして食べる
永 ｢………うんまっ！｣
廉くんはキラキラと笑顔を見せてくれながら
綺麗に完食してくれた
永 ｢ほんま美味かった、、また食べたい！｣
廉くんの笑顔を見ると、
『ふふ、また作るよ』
何回でも作ってあげたくなる
廉くんには甘いなぁと我ながら思う
永 ｢あのなA｣
『ん？』
永 ｢あげる｣
廉くんから差し出されたのはジュエリーの有名ブランドの紙袋
『…え、？』
永 ｢2年記念日ってことで､いつもありがとうっていう感謝の気持ち｣
廉くんは微笑みながら私に言う
『ええええ！うっそ！！！ありがとう…！！！』
紙袋を開けるとキラキラとしたネックレスが入っていた
『綺麗、、、嬉しい！ありがとう』
つけたると廉くんはいい私の背後にまわる
首にさげられたネックレスは
きっと一生の宝物だなぁと私は思った
永 ｢Aには色々我慢してもらっとるし、普通のカップルらしいことは出来へんけど
それでも隣でいつも応援してくれるAが俺にとって支えやねん｣
後ろからギュッと抱きしめられる
声が耳にかかってドキドキする
永 ｢これからもよろしく、A｣
私は振り返って廉くんを抱きしめる
『うん、大好きだよ廉くん』
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タルと(プロフ) - 永瀬さん» 嬉しいです、、、ありがとうございます！！！更新頑張りますので､よろしくお願いします、！ (2021年8月11日 19時) (
レス) id: 8f603aa64f (このIDを非表示/違反報告)
永瀬 - はじめまして。コメント失礼します。主様のお話すごく大好きで気に入っています！更新大変かと思いますが、楽しみに待ってます！ (2021年8月4日 22時) (レス) id: 56cf8f0252 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：タルと | 作成日時：2021年2月24日 18時
