3話 知らない ページ5
「ベポ、この部屋だけは死守するぞ！」
「う、うん！」
シャチとベポの顔色が悪くなる。
「シャチ、もしさ、、機材壊れたらどうなる？」
「船長に、、バラされるっ‼俺だけなっ！」
シャチは、軽く泣きそうになっている。
すると、叫び声や金属同士がぶつかり合う音、何かを発砲する音が近くなってくる。
「おい！来るぞ‼」
その声と同時に扉が開けられた。
男2人組が入ってくる。
「ここにもいたぞ！海賊め、覚悟‼」
「アイヤー！」
ベポが拳法で相手を倒す。
「な、なんだ！この俊敏な熊はっ⁉」
「熊ですみません、、、」
「「打たれ弱っ⁉」」
そして、呆気なく敵は倒された。
気付いたら周りの音も静かになっていた。
神無は、隅っこに顔を隠すように丸くなった。
すると、突如浮遊感を覚えて暴れると目つきの悪い男が神無を片手で首根っこを持ち上げていた。
貴女「グルルル」
威嚇をするも男は気にせず歩き出す。
甲板には、誰も居らず水の張った桶が真ん中に置かれていた。その近くに下される。
その桶は、人1人分の頭は入りそうな大きさだ。
父親にされたことを思い出して逃げ出す。
「おっと、こらこら」
帽子で目が見えない人に抱えられて桶の中に入れられそうになる。
貴女「ギャウッ‼」
思いっきり手を引っ掻いて逃げる。
「イッテーッ‼」
「ペンギン、大丈夫か⁉」
悪いことをしたと思って隅の方で反省する。
「ベポ、どうした？」
「あの子、怖がってるから海水を軽く流す方が良いかなって」
すると、ローは面倒臭そうに桶を持って子虎に海水をぶっかけた。
「キャプテン⁉」
「「船長⁉」」
「何してるんすか⁉子虎ですよ、子供ですよ⁉」
「あ"ァ？面倒だからかけたんだろ。それにほら、ペンギン。当たりだ。こいつは能力者だ」
貴女「っ、、、⁉」
大人に囲まれた中で子供にできる事は何もない。
「おい、ガキ」
貴女「っ⁉」
目つきの悪い男がしゃがみ込んで目を見る。
男の手には、模様が入っていた。
だが、それも相まって恐怖心をさらに引き立てた。
「テメェは、能力者だな？」
貴女「し、しらっ、、、」
「じゃあ、なんで虎になれた？」
分からないと首を振る。
「じゃあ、なんか食ったか。虎になる前に」
貴女「は、、い。白と黒の果物」
すると、男はクククッと笑う。
「それが虎になった原因だ。にしてもこんなガキが食うとはな」
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koame10001(プロフ) - あの、ワンピースなら外国の苗字などにした方がいいと思います。それと、もしそのままがいいのならワの国出身などでいいと思います。 (2020年8月13日 2時) (
レス) id: dd7c82a96f (このIDを非表示/違反報告)
黒狗(プロフ) - 架印�靴気�» ありがとうございます！訂正しました。 (2020年3月2日 1時) (レス) id: bbf2f2d999 (このIDを非表示/違反報告)
架印��(プロフ) - 誤字報告です。46話「助けが送れて悪かった。（以下略）の所ですが、“遅れて”が正しい漢字ですよ。 (2020年3月2日 0時) (レス) id: cb6e7377c2 (このIDを非表示/違反報告)
裕貴(プロフ) - はい！また何かありましたら報告します！ (2020年2月27日 22時) (レス) id: 7bd5a40029 (このIDを非表示/違反報告)
黒狗(プロフ) - 裕貴さん» ありがとうございます！訂正しました！ (2020年2月27日 22時) (レス) id: bbf2f2d999 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒狗
| 作成日時：2020年2月16日 1時
