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38話 女ヶ島 ページ40

「神無君は、彼の子供か兄妹なのか?」

その問いにペンギンは少し笑う。

「違いますよ。神無はクルーですよ。しかも戦闘員です。まぁ、船長は自分の子供のように可愛がってますけど」

神無は、ジンベエの手をジッと見つめる。その視線に気付いたのかジンベエは「なんじゃ?」と問う。

貴女「ジンベエさん、、手が違う」

ペンギンはあぁと思い神無を自分の背後から前に出す。

「そっか、勉強したけど本物を見るのは初めてか。ほら、歴史の勉強でやっただろ?」

神無は、ペンギンの手を掴み頷く。

貴女「魚人、、、?」

「そうじゃ、ワシは魚人じゃ」

貴女「じゃあ、魚人島から来たの?」

「ワシの故郷じゃ」

神無は、目をキラキラさせる。

貴女「マーメイドカフェ!」

その言葉にペンギンは、神無の肩に手を置きその場に膝をつく。

「神無、誰だお前にそんな場所教えたのは!」

貴女「シャチ、、、知ってちゃ、ダメ?」

ジンベエも少なからず驚いているようだった。

「神無君は魚人島に興味があるのか?」

神無は頷く。

「そうか、ワシで良ければ魚人島のことを教えてやろう」

「それは有難いが、海俠屋。そろそろ手術室に戻ってくれ。開いた傷の手当をする」

ローはそう言ってジンベエに戻るように言う。

「分かった。ではな、神無君」

貴女「うん、またね」

ローは神無の頭を撫でてジンベエと共に手術室へと向かった。

「いつか、みんなで行こうな。魚人島」

ペンギンのその言葉に神無は頷いた。







 









ーー

そして何日か経った後、女ヶ島についた。と言っても中には入っていないが。

その島にいる間、食料を運んで来てくれるらしい。

ローも2人の治療を終え、島に上陸する。

ローが言うには、ルフィは暫く目を覚さないらしい。

ジンベエは、安静だが歩き回る程度のことはしても大丈夫になった。

そして、ジンベエは言った通りに魚人島の話をしてくれた。

貴女「海の中にあるなら、息、出来ない?」

「いや、出来るぞ。島全体、シャボンが覆っておるから人間でも息は出来る」

貴女「不思議、、、」









遠くからその様子を見ているローは何故か面白く無さそうにしている。

「どうしたんです?そんな顔して」

ローは「なんでもねぇ」と言ってまた、神無の方を見る。

ペンギンはそんなローを見て笑うのを堪える。

「親離れ」

「バラすぞ」

「すいませんっ!!」

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koame10001(プロフ) - あの、ワンピースなら外国の苗字などにした方がいいと思います。それと、もしそのままがいいのならワの国出身などでいいと思います。 (2020年8月13日 2時) (レス) id: dd7c82a96f (このIDを非表示/違反報告)
黒狗(プロフ) - 架印靴気» ありがとうございます!訂正しました。 (2020年3月2日 1時) (レス) id: bbf2f2d999 (このIDを非表示/違反報告)
架印(プロフ) - 誤字報告です。46話「助けが送れて悪かった。(以下略)の所ですが、“遅れて”が正しい漢字ですよ。 (2020年3月2日 0時) (レス) id: cb6e7377c2 (このIDを非表示/違反報告)
裕貴(プロフ) - はい!また何かありましたら報告します! (2020年2月27日 22時) (レス) id: 7bd5a40029 (このIDを非表示/違反報告)
黒狗(プロフ) - 裕貴さん» ありがとうございます!訂正しました! (2020年2月27日 22時) (レス) id: bbf2f2d999 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:黒狗 | 作成日時:2020年2月16日 1時

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