もう1つの真実 ページ37
山田side
光さんは全部話し終えた後にふぅとため息をついた。
そっか俺、あんなに大事なものを触っちゃったんだ。
そりぁ大ちゃんも怒る。
俺はなんにも知らない癖に勝手に出ていって。
あんなに長いこと一緒に暮らしていたのに、
光さんの話を聞いて、俺は大ちゃんのこと知っているようで何も知らなかったんだなと気づいた。
それがとても悔しくて悔しくて、俺はずっと俯いてた。
光「よし！山田、これで大ちゃんと仲直りしろよ。」
「はい。
あの、光さんに少し聞いて欲しいことがあるんですけど。」
光「いいよ。聞いてあげる。」
「いつかは大ちゃんに話さないといけないとは思ってたんですけど、もしかしたら俺の事嫌いになっちゃうんじゃないかって怖くて言えなかったんです。
だから光さんだけには…」
光「うん。ゆっくりでもいいから話して。」
「俺高校生の時に大ちゃんの前から消えたんです。
理由は親が借金抱えてて、借金撮りに追われてたからで、捕まったら殺されて臓器を売られるって母が焦ってました。
だから高校も辞めて遠くに逃げたんです。
だけど2ヶ月後には見つかって。
そしたら母は
俺を風俗店に売ったんです。
息子を売るからどうか殺さないでくれって
借金取りにすがって。
そこからが地獄でした。
休むことなく初めてあった男の人の性処理をして
慣らさずに挿れられることなんて日常茶飯事でした。
上手く出来なかったり、声出しすぎたら殴られたり蹴られたりされて。
それで俺は耐えきれなくなって逃げたんです。
それからはずっと命を狙われ続けました。
そんな中で、大ちゃんとは出会いました。
大ちゃんと付き合い始めて、こんなにも誰かに優しくされたり、愛のある行為したりするのは初めてで、
嬉しい半面、俺だけ秘密事を持ってるって思ってどんどん苦しくなって行ったんです。
だけど喧嘩してから
俺には大ちゃんしかいない。
その他の人じゃダメなんだって
気づきました。」
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slowry - (^o^)＜うわぁーっ！まじでごめんなさい！あげます！いつか…本当にすみません。受験勉強とか忙しくて… (2020年6月21日 19時) (
レス) id: 5f37aa5d10 (このIDを非表示/違反報告)
みーこ(プロフ) - ホワイトデー企画の続きを楽しみにしているのですが、続編はもうすでにどこかに投稿されているのでしょうか？ (2020年4月29日 9時) (レス) id: 29e09e3551 (このIDを非表示/違反報告)
slowry - 花奏さん» ありがとうございます!!!また新作が出たらお願いします(*´∀｀*) (2020年2月6日 5時) (レス) id: 5f37aa5d10 (このIDを非表示/違反報告)
花奏(プロフ) - 完結おめでとうです！始めの頃から拝見していて、更新されたという通知が来るたびに舞い上がり、家族にもうるさいと注意されるほどでしたっ！（これガチ）次回作などが出る予定でしたら、そちらも応援させていただきます！本当におめでとうございます！ (2020年2月5日 22時) (レス) id: ed1d1a00c3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：slowry | 作成日時：2020年1月22日 21時
