【鬼滅の刃】鬼殺隊最強の(元最年長)無柱はヒーロー嫌い。弐

伍拾参(//) ページ7

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結｢悪い子は毒のプロによく効く薬(猛毒)を打ってもらおうか｣

み｢ひぃいい！！それは止めてくれ如月ぃい！｣

わあ、こいつぁ半天狗みたいだ(棒)。

ミ｢ようやく終了ね。それじゃあ結果をご覧なさい！｣

映像画面に映される序盤の順位票。
1、鬼殺隊、如月結樹。2、A組、緑谷出久。3、鬼殺隊、時透無一郎。4、A組、轟…などなど。
計43名の順位と名前が出された。

ミ｢予選通過は上位43名!!!残念ながら落ちちゃった人も安心しなさい！まだ見せ場は用意されているわ!!｣

む｢俺は此処で交代だよ、好きに呼んでね(ボソッ)｣

ミ｢そして次からいよいよ本選よ!!ここからは取材も白熱してくるよ！キバリなさい!!!｣

またドラム音と共に第二種目が映し出される。
次は騎馬戦か。確か騎手と馬で約4人必要だったな。

ミ｢参加者は2〜4人のチームを自由に組んで騎馬を作ってもらうわ！基本は普通の騎馬戦と同じルールだけど、一つ違うのが…先程の結果にしたがい、各自にPが振りあてられていること！｣

口々に入試の話などが混ざっていた。そこでミッドナイトがまたムチを振るう。

ミ｢与えられるPは下から5ずつ、43位が5P、42位が10P…と言った具合よ｣

それじゃあ43かける5で僕は合計215Pか？案外少ないんだな。

ミ｢そして…1位に与えられるPは、1000万!!!!｣

結｢……ふぇ？｣

一斉に生徒らの目が僕を捉える。

ミ｢上を行く者には更なる受難を。雄英に在籍する以上、何度でも聞かされるよ。これぞPlus ultra!(更に向こうへ)。予選通過1位の鬼殺隊如月結樹さん!!持ちP1000万!!｣

虎視眈々と狙う、更に上を目指すもの達の、鋭い眼光の数々。そんなに僕(1位の座)が欲しいなら、くれてやる。とりあえず軽めに挑発しておく。

結｢Nimm es weg(奪ってみろ)｣

ミ｢…制限時間は15分。振り当てられたPの合計が騎馬のPとなり、騎手はそのP数が表示されたハチマキを装着！｣

終了までそれを強奪し合い、保持して競うのか。

ミ｢取ったハチマキは首から上に巻くこと。とりまくればとりまくる程管理が大変になるわよ！｣

その代わりに、ハチマキが取られようが騎馬が崩れようが退場にはならないと。それを聞いてヒソヒソと作戦を話し合う生徒達、僕は誰を馬にしようかね。
生徒達とは極力関わりたくないしな。
どうせなら属性が同じなのが良い。同じ属性の人が三人居て、仲のいい…あ。

耀｢(兄さんは頭が良いからね。私はちゃんとした人を選ぶと思っているよ)｣

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