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真の標的〜立ち塞がる者〜敵の攻撃(?) ページ13

「ここは……一旦退くぞ!」
危険は一時的には去った。
球体も、彼らへの興味を失ったようだ。
……ただ1体を除いて。

1体だけが、彼らの方を向いている。
オリマーがピクミンたちを下がらせるが、その球体は進んでくる。
標的はピクミンではないらしい。
つまり……!


「危ない!」
その言葉を聞いたと思ったら、何かがオリマーと球体の間にいた。
球体が、止まった。
オリマーは、声のした方ーー自分がいる所ーーを見上げている。
……ここ!?

「一体、何が……」
言いかけた声が、途切れた。
話し相手が、いる筈の相手が、いなかった。

「ーーーー!」
見下ろした先に見えたもの。
その光景に、自分は目を疑った。

「黄……!」
そこにいて良い筈のない者を呼ぶ声が、その人物の甲高い悲鳴に掻き消された。

自分が下を見下ろしてから今までの短い時間で、球体は“新しい標的”を拘束していたのだ。
もちろん、2つがかりで。

“新しい標的”ーー黄ピクミンーーは、頭の先に咲いた花と、足を咥えられていた。
これから何が起こるかを自身で分かっているだけに、その恐怖は言葉で言い表せない程だろう。

「えっ……いつの間に!?」
オリマーも驚いている。
黄ピクミンが飛び降りた時にはこちらを見ていたから、当然だ。

黄ピクミンが、引っ張られ始める。
苦しそうに歪むその顔から、叫び声が漏れた。

声〜行動の理由〜結果→←少しの逡巡〜ピクミンたちの再集合



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設定タグ:ピクミン , オリマー? , オリジナル?   
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チョコボスライムヨッシーピクミン(スラヨシ)(プロフ) - 今も見てくれてる人はいるのだろうか……(ここで言ってどうする) (2020年10月28日 2時) (レス) id: dbaf7bde12 (このIDを非表示/違反報告)
スライムヨッシー(プロフ) - ☆ハヤハヤ☆さん» どういたしまして! これからもこの小説をよろしくお願いします! (2015年2月16日 19時) (レス) id: ecfbbd08d2 (このIDを非表示/違反報告)
☆ハヤハヤ☆(プロフ) - スライムヨッシーさん» そうなんですか!ありがとうございます! (2015年2月16日 18時) (レス) id: 09219c2e94 (このIDを非表示/違反報告)
スライムヨッシー(プロフ) - ☆ハヤハヤ☆さん» うーん……この話では約150くらい使っているので、最大MPは余裕を持って230くらいかな? と思ってます! (FC版で、レベル60くらい?) (2015年2月16日 18時) (レス) id: ecfbbd08d2 (このIDを非表示/違反報告)
☆ハヤハヤ☆(プロフ) - オリマーのMPってどのくらいなんですか?【受験生だからあまりこれないとか?】 (2015年2月16日 15時) (レス) id: 09219c2e94 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:チョコボスライムヨッシーピクミン(スラヨシ) | 作者ホームページ:http://dqpikuminnovels.blog.fc2.com/  
作成日時:2014年11月20日 19時

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