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43話 ページ43

あれから数日


私は家に帰ろうとツナ達と学校を出ようとするとものすごく後ろから視線を感じる



『…』


「Aちゃん?どうかした?」


『いや…ごめん、用事思い出した。フゥ太達には明日行くって伝えておいてくれない?』


「A今日来られねぇのか?」


『ごめん…先生に呼ばれてたの今思い出した、多分図書の仕事。また明日ね』


「そっか、残念だけど仕方ないね」


『悪いけどハルに伝えといてくれない?明日ツナの家に行く時にケーキ屋行こ』


「うん、伝えておくね」


『ほんとごめんね、それじゃ』







視線の他に何故か殺気も感じる


まぁ犯人はわかってる






『…なに』


「よくわかったね」


『あんなの誰でもわかるよ…で、なんか用なの?雲雀』


「別に、ただ君があの草食動物達と距離が近いなと思ってただけだよ」


『え?しっt』
「違う」


『…なんだ、違うのか』




嫉妬してくれてたら嬉しいんだけどな

まぁ言わないけど



「なに?嫉妬されたいの」


『…べっつに、じゃあ用事がないならツナのところ行くね』


「行かせない」




ガシッ

肩を掴まれ後ろから抱きしめられる




『うわっ!?…ちょっと雲雀』


「…嫉妬、してほしいの?」


『っ…だから…別に』

「ほんと?」


『…』


「嫉妬、ていうのはよくわからないけどさっきすごくイライラした」


『…ほんと?』


「君が他の男と距離が近いとその男を咬み殺したくなる」


『それ私がいなくても咬み殺したくなるんじゃ…』


「…Aは僕の傍にいればいい」


『なっ…急にそういうこと言わないでよ』




やばいめちゃくちゃドキドキしてる

あぁ後ろから抱きしめられてるしこれじゃバレる…





「…可愛い、真っ赤にして」


『かっかわ…えっ…』


「また鳥肌」


『雲雀がそれを言うと鳥肌やばいって……まぁ、ありがとう』


「…だから、今日はまだ帰さない」


『はいはい…今日はなにすればいいですか』


「今はこのまま」


『んー…なら前からがいい』


「やだ」






やだって……







__

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くら(プロフ) - 27さん» ありがとうございます〜!!また雲雀さん書きたいなって思ってるのでぜひぜひ見てください( ˘ω˘ ) (2019年4月8日 20時) (レス) id: 59ac186e9d (このIDを非表示/違反報告)
27 - とっても面白かったデス。 恭君可愛いスギ///尊死… (2019年4月8日 2時) (レス) id: 83d0ffd5ad (このIDを非表示/違反報告)
くら(プロフ) - かっぱえびせんさん» ありがとうございますー!!今忙しくて少ししか更新できませんが頑張ります…!! (2019年3月13日 7時) (レス) id: 59ac186e9d (このIDを非表示/違反報告)
かっぱえびせん - 面白すぎる!更新陰ながら応援してます! (2019年3月12日 0時) (レス) id: 18f009c68c (このIDを非表示/違反報告)
くら(プロフ) - teさん» あああっありがとうございますーー!!!良い作品になるよう頑張ります!! (2019年3月11日 0時) (レス) id: 59ac186e9d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:くら | 作成日時:2019年2月26日 22時

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