29話 ページ29
『あ"ーっ帰りたい』
昼休み、屋上でご飯を食べながら腕を上に大きく伸ばす
「帰ったら家まで追いかけて咬み殺すよ」
『くっそ……というかなんでいるの』
「僕がここにいたら君がここに来たんでしょ」
『いやそうだけど…出ていかないんだ。嫌じゃない?』
「…さぁ、嫌なのか嫌じゃないのか…僕にもよくわからない」
『ふーん。まぁ私は群れるのが嫌いとかじゃないから別にいいけど』
「そう。…あれからなにもないの」
『なにもない?』
「襲われるとか」
『あぁ、今は大丈夫だけど。…えっ心配してくれてる?』
「違うよ。君が襲われれば多くの敵を倒せるから」
『暴れたいだけかい』
「それじゃあ僕はそろそろ行くよ」
『見回り?』
「そう」
『あんまり暴れないようにね、いってら』
そう言うと雲雀は何も言わずに屋上から出ていく
なんなんだろ、最近雲雀とよく話す
あっちも嫌がらず離れないしないで近くにいるようになった
『…怖いな』
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『やっと終わった…』
「ははっ、すげぇ疲れてるな」
『最近色々あったから…帰って寝よ。…あ、そういや話聞いた?』
「跳ね馬と知り合いなんだってな、しかもあのステッラファミリーの生き残り…」
『獄寺はやっぱ知ってるか。…山本はさっぱりって感じ?』
「あぁ、ツナも獄寺も何言ってるのかよくわかんなかったぜ」
「なっ!!何度も説明しただろこの野球バカ!!!」
「まっまぁまぁ」
『別にわからなくても困らないから大丈夫。んじゃ帰るね』
「うん、またねAちゃん」
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・
「居場所はわかったか」
「並盛町の並盛中学校だ。…にしても、まさかまだ生きていたとはな」
「あの時母親が逃がしたんだ。…次は絶対この手で殺す」
「金の場所聞かねぇといけないんだからな、すぐ殺すなよ」
「わかってる。それで、いつ行く」
「今から日本へ向かって暫く観察してからだな」
「あぁ」
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くら(プロフ) - 27さん» ありがとうございます〜!!また雲雀さん書きたいなって思ってるのでぜひぜひ見てください( ˘ω˘ ) (2019年4月8日 20時) (レス) id: 59ac186e9d (このIDを非表示/違反報告)
27 - とっても面白かったデス。 恭君可愛いスギ///尊死… (2019年4月8日 2時) (レス) id: 83d0ffd5ad (このIDを非表示/違反報告)
くら(プロフ) - かっぱえびせんさん» ありがとうございますー!!今忙しくて少ししか更新できませんが頑張ります…!! (2019年3月13日 7時) (レス) id: 59ac186e9d (このIDを非表示/違反報告)
かっぱえびせん - 面白すぎる!更新陰ながら応援してます! (2019年3月12日 0時) (レス) id: 18f009c68c (このIDを非表示/違反報告)
くら(プロフ) - teさん» あああっありがとうございますーー!!!良い作品になるよう頑張ります!! (2019年3月11日 0時) (レス) id: 59ac186e9d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:くら | 作成日時:2019年2月26日 22時