図書室の彼女『 雲雀 恭弥 』

26話 ページ26

『はぁっはぁっ…もう､無理…だって!』



私は武器はなくなんとか防いで攻撃をしていたがそろそろ限界だ



「もう終わり?…つまらないな」


『知らないよ…つっかれた…帰る…』




私武器ないんだから雲雀もトンファー使わないで素手で来てよ…


腕すっごい痛い




電話するか…








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『…』


「よっA…って､どうした?」


『…おはよ…山本』


「Aちゃんすごく眠そうだね…大丈夫?」


『無理…すごく眠い…』


「夜更かしでもしたのかよ」


『いや…昨日19時くらいまで何も言わずに家に帰らなかったら…罰として家の掃除と…姉さんが作った問題100問解くまで寝るなって言われて…』


「そ､それで…どうしてそんな時間まで帰らなかったの?」


『…色々とあって｡ほんっと眠い…』


「お前授業中寝るんじゃねーのか」


『かもね』





はぁぁ…眠い…


色々あって疲れてるってのに…








･









･





『ダメ…無理…』



なんとか昼まで寝ないで頑張ったがもう限界


眠過ぎてやばい





『んーーーっ…はぁ…眠い』





立ったまま寝れそうだ
もう寝てやろうかな





「ねぇ」


『…』


「…ねぇ､君」


『…』


「A」


『……っ!?!!?…雲雀か…びっくりした』


「さっきから何度も呼んでたんだけど｡本返してくれない?」


『えっ最近借りたばっかなんだけど…1週間経ってないし…』


「いいから返して」


『えぇ…面白い本だったのに｡教室だから待ってて』


「それなら応接室に持ってきて､待ってるから」


『はいはい…』


「…顔色悪いけど」


『んー?別に雲雀には関係ないよ｡…というか本持ってきてたかな…朝読んでない…』


「…それじゃあ待ってるよ」


『りょーかい』






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