21話 ページ34
『総統閣下｡お客様をお連れしました』
nk｢うん､お疲れ様｡じゃあAはぶるーくの横に座って」
『了解』
なかむから言われた通り､ぶるーくの横に座る｡
私が座ったことを確認したなかむが話し出す｡
nk｢ようこそいらっしゃいました､我々国の御三方｡立ち話もなんですので､そこのソファにお座りください」
なかむがそう言うと､トントンから順に座っていく｡
3人が座ると同時に再び話し出す｡
nk｢では､話を戻しましょう｡今日はどういったご用件で？」
用件｡その言葉にトントンがピクリと反応する｡
os｢そのことなんですが…」
それに気づいたのか､オスマンが話し出す
この次に言う言葉はただ1つ
os｢Aを返してほしいんです」
予想的中｡「返してほしい｡」その言葉にとても腹が立つ｡
返してほしい？ふざけるな｡私は私の意志でこちらに来ているのだ｡
こいつらに決められる筋合はない｡
nk｢何故でしょうか？また殴ったり蹴ったり書類を押し付けたり濡れ衣を着せたりするためでしょうか？」
なかむが放った一言に､3人は固まって動かなくなってしまう｡
だがすぐにオスマンが口を開く
os｢そんなことはしません｡人数の関係で､仕事が多すぎて困ってるんです｡なので…」
ここまで何も言わずに聞いていた私は､頭の中で何かが切れた｡
『んなもん知らんわ｡お前ら何人で仕事やっとんねん14人おるやろ｡こっちは7人やぞ舐めんな｡何が困っとるや｡お前らが困ってもこっちは困らんのじゃ｡用件はそれだけか？』
私がそう言うとオスマンは言う
os｢グルッペンが待っとるで」
その一言を聞いて､胸が酷く傷んだ｡
nk｢だからっ」
『なかむ｡もういいよ｡私は大丈夫だから｡私､我々国に戻る』
決めたのだ｡生まれ育ったあの国で、最後を迎えるのだ｡
大好きで､大嫌いなあの国で｡
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テイル - え？ごみ絵師さんが事故…？嘘やん… (2020年1月1日 14時) (
レス) id: c7122b4891 (このIDを非表示/違反報告)
ごみ絵師さんだゾ！(プロフ) - ロコさん» ありがとうございます！ムノウがある程度までいったら書きますね (2019年8月27日 12時) (レス) id: 8cf4e583bb (このIDを非表示/違反報告)
ロコ(プロフ) - こっそり見てました……完結おめでとうございます！ (バッドの方で白尾国に残ったエンドが見たいと思ってる我氏） (2019年8月27日 4時) (レス) id: cb67a45a14 (このIDを非表示/違反報告)
ごみ絵師さんだゾ！(プロフ) - けいっちさん» ありがとうございます！生まれ変わったやつはムノウが完結したら書こうかなと… (2019年8月26日 22時) (レス) id: 8cf4e583bb (このIDを非表示/違反報告)
ごみ絵師さんだゾ！(プロフ) - ありがとうございます！ムノウ､あんまりおもしろくないかもです(白目)生まれ変わったやつは…じゃあムノウが完結したら書きます！ (2019年8月26日 22時) (レス) id: 8cf4e583bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ごみ絵師さん | 作成日時：2019年6月19日 17時
