ピアノとバイオリン 2 ページ19
ｰAside
青の日々のあとは、やさしさで溢れるように。
それから、君に会うために僕は生まれてきたんだ。
陸「君に会うために 愛するために
生まれてきたなんて 大げさかな？
大切な 大切な 僕の愛する人よ
この歌を贈りたい Happy birthday to you」
陸さんの口元に笑みが浮かぶ。
それは、とても素敵な笑みで。
見ているこちらまで思わず微笑んでしまうような、心が温かくなるような、そんな笑みだった。
…今バイオリンを弾いてなければ、盗撮してこっそりホーム画面にするのに(※盗撮は犯罪です)。
陸「ありったけの愛を込めて
Happy birthday to you」
こうして最後の曲も弾き終わり、コメントを見る。
@ddd._
もっと見てたい！
@eee._
もっとやって〜
@fff._
アンコール！
A「アンコール…。
もう用意してないんですごめんなさい。」
まさかアンコールをして欲しいと言ってもらえるとは思っていなかった。
陸さんが後ろから私に覆い被さる形で画面を見る。
陸「お〜、アンコールかぁ。」
A「用意しとけばよかったですね。｣
@rampage_yamasho1006
イチャつかないでくださーい
彰吾さんのコメントに陸さんが笑った。
陸「羨ましいんでしょー。」
@rampage_yamasho1006
目障り
陸「おいお前先輩だぞ！」
目障り、と送ってきた彰吾さんに憤慨する陸さん。
A「陸さん、重いどいてください。」
陸「えぇ。」
離れてくれない陸さんを押しのける。
A「こんなんだから彰吾さんに目障りって言われるんですよ。」
@rampage_yamasho1006
目障り
本日2回目の目障りに陸さんが頬を膨らませた。
A「子供ですか？」
陸「違うわっ！」
@shogo_iwaya_official
陸さん子供みたいですよ笑
A「ほら、翔吾も言ってる。」
陸「子供じゃないもーん。」
そう言って、私の頬にキスをする陸さん。
陸「A、あと何分？」
A「あと…20分ですね。」
それを言うと、陸さんはいそいそと椅子を運んできた。
陸「A、ちょっとここ座って。」
A「え、なんで？」
陸「いいからいいから。
ちょっとね、俺やりたいことあんのよ。」
A「…？」
首を傾げながら椅子に座る。
陸さんは軽く私の髪に触れ、ピアノの前に座った。
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直実(プロフ) - のあさん» ありがとうございます、更新頑張りますね (2021年2月28日 20時) (
レス) id: d65686c528 (このIDを非表示/違反報告)
のあ(プロフ) - 続編待ってます！ (2021年2月25日 23時) (レス) id: 204a7d0311 (このIDを非表示/違反報告)
直実(プロフ) - kanonさん» はじめまして、コメントありがとうございます！続き…最近思い浮かばなくて…(おい)頑張って捻り出そうとしているのでもう少しだけお待ちください (2020年11月11日 9時) (レス) id: d65686c528 (このIDを非表示/違反報告)
直実(プロフ) - 美紀さん» ありがとうございます！美紀さんもお身体に気を付けてくださいね (2020年11月11日 9時) (レス) id: d65686c528 (このIDを非表示/違反報告)
kanon - はじめまして。今のところは全部読ませていただきました！とってもドキドキしました。続きが気になります。もし良ければ更新して頂けないでしょうか？ (2020年11月10日 23時) (レス) id: 139bab0a14 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：直実
| 作者ホームページ：https://mobile.twitter.com/naomi_shogkazu
作成日時：2020年8月5日 10時
