求愛行動 【浦島坂田船】

33話 ページ46

side you



ピピピッ

スマホのアラームを止め
着替えて、軽く髪を整える

にしても昨日は色々したな
それに2日で私の秘密まで知られるなんてな
昨日は話す予定だったなんて言ったけど
あれは嘘だ話す予定なんて無かった

『はぁ…』
真「おはようございますA様」

ボーッとしてたら真衣さんが来た

『はーい、今行きます』

それからは、昨日と同じ様な感じの朝だった
喧嘩は無かったけど

只唯一違うのは

せ「ふぁ〜、眠いわ〜」
さ「なぁなぁ先輩、いつもこんな早いん」
う「俺らがギリギリ過ぎなんだよ」
し「いつも坂田が遅いんだけどな」

この人達と登校するって事だ
……
否、もう1つあった高そうな車で登校してるんだった

『あの、私これ学校で悪目立ちするんですけど…』
さ「？、何でなん？」
せ「昨日まで普通に電車通学やった子が急に俺らと登校なんて」
し「目立つに決まっとるやろ」
『その通りですね』
う「けどなぁ、何か他の組の奴等が俺らの事狙ってるらしいし仕方ねぇだろ」

狙われるって何だ
私は縁を切ってたから一般人だったんだ
全く迷惑な話だ

『はぁ、分かってますよ』


数十分車に揺られていたら

遥「着きました」

と言われドアが開いた
その瞬間

きゃあああああ！

『うるさ…』
せ「俺らこれ毎日やられてんねんで」
『尊敬するよ』

そう言いながら人の群れの中を進む
進みながら女の子の会話に耳を傾ける

「何で浦田先輩達と一緒の車に乗ってんのよあの子！」
「あの子…確か隣のクラスの子だよ、ほら美人って有名な」
「確かに美人だけど、王子達独り占めってムカつく…」

お？これはまた、校舎裏かな？
面倒くさ
まぁ、呼び出されても行かないけど←

「辞めといた方がいいよ…！」
「何で？」
「前2組の先輩があの子虐めようとしたら志麻先輩がガチギレしたらしいし」
「そうなの？怖っ！」

おおっ！何か抑制効果出てる！
志麻先輩に感謝だな

し「俺に感謝せーよ」
『…今感謝する気が失せました』
し「何でやねん！酷いわ〜」

なんて言い泣き真似をする志麻先輩
まぁ、抑制効果があったのはほんとだし

『ありがとうございます』

すると先輩は面食らった様な顔になり
一気に顔が赤くなる

し「ちょっ、急にデレを出してこんどいてや///」
『何言ってるんですか』

壊れた？
その後何でもないわ！と言われ頭を乱暴に撫でられた

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• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーカラー

あずきいろ

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